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ドイツに4店舗展開する「Motorworld」は365日無料開放する「クルマ文化の聖地」的複合体験施設!【みどり独乙通信】

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TEXT: 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)  PHOTO: 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)  FACT CHECK: 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)

  • Motorworldの正面入り口は、なんとなくノスタリジックな趣を感じさせます
  • Motorworld内には複数のレストランやカフェがあります
  • Motorworld内のBMWショールーム
  • Motorworld内のアルピーヌ(ALPINE)ショールーム
  • BMWのショールーム「THE STUDIO」の玄関
  • 2026年で50周年を迎えた「3シリーズ」特別展が開催されていたBMWのショールーム
  • 来場者を沸かせた新旧BMWの展示はMotorworldのメイン広場で
  • アルファ ロメオ「スパイダー」も思ったほどお高くなく良心的な価格で販売されていました
  • こんなキュートなアメ車をドライブしてみたいですね
  • このフォルクスワーゲン「ゴルフG60」は希少車なのでしょうか?
  • フォルクスワーゲン「ゴルフⅢ」のピンクフロイドモデルのカブリオレは、購入で悩んでいる方を数名見掛けしました
  • こちらの女性はピカピカのBMW「528i」に目を奪われてしまいました
  • ビンテージカーの展示販売会場も盛況でした
  • ビンテージから最新モデルまでさまざまな車両が展示販売されています
  • マクラーレンがずらりと並びます。在庫一斉セールというわけではないですが、壮観ですよね
  • ランボルギーニのビンテージトラクターも販売していました
  • 元は鉄道の整備車庫だった場所をステキにリストアしたMotorworld。ビンテージカーの展示販売は人気
  • イギリスの有名な高級バイクメーカーであるトライアンフ(TRIUMPH)のショップも入っています
  • キオスクも入っているので、ドリンクやお菓子などもさっと買えます
  • 新しくできたMotorworldの大型駐車場。以前はなかった施設ですが、来場者数が右肩上がりなんでしょうね
  • 蚤の市会場は部分的にパニック級に人が集まっていました
  • 蚤の市会場の入り口。若い女性の来場者も数多く見掛けしました
  • 蚤の市会場。このあと午後には通路は人で埋まりました
  • いろいろなものを観ているだけで楽しいのが蚤の市
  • ビンテージカーのオーナーには貴重なパーツなんでしょうね
  • ミハエル・シューマッハのベネトンのF1マシンもありますが、レプリカなのか本物なのか!?
  • アート作品のショップは若い女性に人気でした
  • あれやこれやとのんびりお店を観るだけでも楽しいひとときですね
  • ビンテージ風ボンネットのアート作品のお店も蚤の市会場で
  • ミニカーをはじめ、キーホルダーやステッカーなど豊富なフェラーリ関連品のショップ
  • 古いオイル缶などもコレクターには堪らないんでしょうね
  • さまざまな昔のオリジナルカタログも取り扱っていました。中古LPレコード店のようですね
  • 古いカレンダーやポスター、カタログ、雑誌などさまざまなものが販売されています
  • ミニカーコレクションはしないと決めています。沼ること間違いありませんね
  • ドイツのいろんな食品メーカーやビールメーカーなどのトラックのミニカーは、集めたくなってしまいます
  • ミニカーはエンドレスで販売されています。探し当てるのも大変そうです
  • ミニカー屋さんでは、とくにニュルで大人気のマンタイレーシングのポルシェのミニカーは歴代の優勝車が揃っていました
  • エスカレーターもステキな演出のとなるMotorworld。元鉄道の整備工廠だった面影が漂います
  • BMW関連の専門店では、お宝級の古い資料やパンフレットまで探せます
  • Motorworld館内にはスーパーカーも数多く販売されています

ミュンヘンの「Motorworld」は、ドイツ鉄道車庫を活用した会場に旧車から最新モデルまで展示即売

ミュンヘンの『Motorworld』という巨大なカーエンターテイメント施設で蚤の市が開催されました。鉄道関連施設を活用した施設ではヤングタイマーやオールドタイマーなど引く手数多の展示即売会が開催され、2030代の若者たちの間で賑わいを見せています。若い世代を引きつけるドイツのカーエンターテイメントイベントをレポートします。

ドイツ国内で4カ所展開中の「Motorworld」はクルマ好きにはたまらない365日営業で入場無料の自動車の複合体験施設!

Motorworld』は、クルマ好きにはたまらない「自動車の複合体験施設」です。単なる博物館ではなく、クラシックカーやスーパーカーの展示・販売、メンテナンス、さらにはホテルやレストランが一体となった「クルマ文化の聖地」のような場所です。ドイツ国内の主要都市にいくつか拠点があり、驚くことにどの施設も入場は無料です。

ミュンヘンにある『Motorworld』は2026年で5周年を迎えます。元々はドイツ鉄道が国営時代に車庫や整備施設として利用していた広大な敷地で、半分はホームセンターになっており、残りの75000㎡が『Motorworld』の敷地となっています。

鉄道車庫や整備施設を活かしてレストアした趣のある建物で、館内にはレストランやカフェ、ショップ、高級車のカーディーラー、ヒストリックカーの販売の他、顧客のみなさんの車両を安全に保管する車庫やホテル等、多くの施設があり365日無休営業で、先述したように入場料は無料です。

この日は日曜日とあり、普段よりも多くの来場者で賑わっていました。以前にはなかった大きな立体駐車場が敷地内に作られていて、それだけ日々訪れる方が多いという事だと驚かされました。

伝説のロックバンド「ピンクフロイド」エディションのVWゴルフⅢカブリオレも展示などお手頃価格で販売も

ホール入り口手前には展示販売中のヤングタイマーやオールドタイマーも並んでいて、多くの来場者の目を引きつけていました。いずれもビックリするような高額車両はなく、比較的お手頃な価格の車両ばかりです。何度も車両の周りを見て回って考えている方を見掛けました。気持ちは良く分かります!

とくにフォルクスワーゲン・ゴルフⅢのカブリオレ・ピンクフロイドエディションは非常にキレイに手入れされていて、車検は2027年7月まで。1994年モデルで現在は3人目のオーナー車で18万㎞。もうゴルフにはカブリオレはなくなってしまった上、人気ロックバンドのピンクフロイドとのコラボモデルとあり、当時はとても人気があったと聞きます。当時の価格表を見てみると、一番お手頃な1.4L(60ps)のMT2ドアモデルは税込みで26100DM(ドイツマルク!)だったようですが、一体当時の日本円ではお幾らだったのでしょうね。

この手のイベントの参加者はどちらかというと中高年が多いのですが、会場では2030代の若者を多く見掛けて驚きました。女性もかなり多く、なかにはベビーカーを押した若いママにも何名か遭遇しました。クルマ好きな女性が増えていることを実感した次第です。

BMWの古い書籍やプレスリリースの掘り出し物を探す楽しみ

会場ではアート作品や書籍、ミニカー、パーツ等が数多く販売されていました。私はヒストリックレースの取材をすることもあるので、参考資料として古い書籍で興味深いものはないかと探して回りました。何冊か興味をそそる書籍を発見しましたが、結構強気な価格に全くの予算外で途中から探すのを諦めてしまいました。

とあるお店ではちょっと興味深い物を発見! 1980年~90年代のBMW本社やMotorradのオリジナルのプレスリリースが販売されていました。いまやプレスリリースは全てオンラインで発行されますが、当時はまだ紙に印刷して配布していたと思います。

お店の方に1972年のBMW Mの創立時や、F1に参戦・撤退した際のプレスリリースの有無を聞いてみたのですが、「それらは売りたくないので、家に保管していますよ」とウィンクされました(笑)。ただ古書を探しにブラブラしに来た私でしたが、色々と面白い話が溢れてきて、店舗スタッフとのコミュニケーションで楽しい時間を過ごせました。

他のお店でもポルシェ917962、タグホイヤーのF1エンジンのプレスリリースを探してしまいました。今後の蚤の市での楽しみが一つ増えた気がします。沼にハマること間違いなしのミニカー収集には手を出さない事にしています(笑)。ドイツには大小様々なこのようなイベントが開催されていて、魅惑の宝庫です。行くと分かりますが、まさにその名の通り「Motorworld」にハマりそうです。

>>>ドイツ在住池ノ内みどりさんのクルマにまつわるコラムはこちら

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  • 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)
  • 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)
  • ドイツ ミュンヘン市在住 フリーライター&コーディネーター。東京で学生生活を謳歌した後にオーストリアのザルツブルグで再び学生生活を謳歌し、なんとか卒業。三度目の学生生活を謳歌しにミュンヘン大学入学を機にドイツへ。ミュンヘン大学在学中の現地広告代理店でのアルバイトがきっかけで、モータースポーツに魅せられて大学を中退し、モータースポーツ業界へ飛び込む。愛車のBMW M240iカブリオレを駆り、ヨーロッパ各国のサーキットへ取材に向かう。趣味はアルプスの峠越えドライブと蚤の市めぐり。好きなサーキットはニュルブルクリンクとスパ・フランコルシャン。ヨーロッパ生活はもう少しで30年。
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  • 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)
  • 山本 亨(YAMAMOTO Tohru)
  • 1960 年生まれ 大学卒業後ベストカーガイド編集部勤務。1990年オートスポーツ誌に転職、1992年F1速報誌(アズエフ)編集長。1995年月刊ビデオマガジン編集部に転職、1996年ベストモータリング編集長(のち局長兼務)。2005年ネコパブリッシング・イベント本部長/4輪編集局長兼務。2015年交通タイムス社に転籍、2020年より現職(総編集局長)自動車の分野に問わずオールマイティだが、特に旧いモータースポーツとクラシックカーに造詣が深い。愛車は1969年DATSUN Fairlady SRL311/YAMAHA RD250ほか

 

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