ゲームで出会い、免許取得後すぐに入手。希少な韓国製FFクーペを2台所有するオーナーの深すぎる愛
テレビゲーム『グランツーリスモ』でそのスタイリングに惚れ込み、免許取得後すぐに中古で手に入れたのがヒュンダイ「クーペFX」だ。現在は同じモデルを2台所有する“トリモチ”さんに、このFFクーペの魅力とパーツ事情、今後のカスタム計画を聞いた。
EVメーカーとして知られるヒョンデが、かつてガソリンFFクーペを日本で売っていた
“トリモチ”さんが免許を取得して最初に買い、さらに買い足したクルマとは、2007年式ヒュンダイ クーペFXだ。このモデルは、現在EVメーカーとして日本各地でショールームを展開している韓国メーカーのヒョンデ(現代)が2000年代に販売していたモデルである。
現在の日本での展開は2022年の再参入以降のものだが、最初の日本市場参入は2000年代初頭のこと。当時はヒョンデではなく「ヒュンダイ」というブランド名で展開しており、約10年ほどで一度日本市場から撤退している。
日本国内で正規販売されたヒュンダイ クーペは、リアハッチを備える2ドア(サッシュレス)クーペボディに、オールアルミ製2.7L V6エンジンを搭載したFFモデルだ。トランスミッションはシフトトロニック4ATと6MTが設定されていた。
トルク感のある加速と、必要十分な装備。ゲームの中の憧れが現実の愛車に
一時期、最初に購入したクルマの調子が悪くなったため、買い替えのつもりでもう1台購入したところ、前のクルマの調子が戻り、現在はヒュンダイクーペを2台所有している“トリモチ”さん。イベントに参加した2007年式は、純正オプションのウッド調パネルがセットされ、アンテナを短いものに交換した以外はほぼフルノーマルの個体だ。

グランツーリスモの中でのみ操作していたクルマを、実際に所有してみた感想を聞いた。
「なおのこと、気に入りましたね。トルクがあってグイグイ加速してくれる感じと、ハイテクな部品がそんなに付いていないので、維持しやすいっていうところも自分の中で魅力的です。本当に必要十分な装備だけが入っている感じで。あとは内装がいい感じでおしゃれにまとまっていて、高級感があるんですよね。それとこだわりを感じるのが、輸入車なんだけど日本車と同じウィンカーの配置(右ハンドル仕様)なんですよ。当時のヒョンデの努力を感じますね」
パーツは海外から調達。旧ヒュンダイ車を診てくれる馴染みの整備工場が頼みの綱
一度日本から撤退した際に販売されていたモデルであり、現在のヒョンデにおける日本での展開はEV中心だ。パーツの入手に不安はないのだろうか。
「パーツはもうほぼ海外から買っています。今はまだ購入できるのでしばらくは維持できるのかなとは思います。ただ元が左ハンドル仕様のクルマなので、右ハンドル仕様の部品がだんだん少なくなってきているのは感じます。韓国の友人も何人かいるので、そのツテで入手してもらうこともできるかとは思うんですけど、結局オーストラリアとかイギリスとかが右ハンドルなので、そのあたりの部品を使うしかないですね」
「今の電気自動車のヒョンデのディーラーは、このガソリン車時代のヒュンダイは見てくれないんですよね。なので地元の馴染みのクルマ屋さんに持っていって、そこで整備してもらっています。パーツ類の扱いなんかも日本車に近いところが多いらしくて、整備士さんからはそんなに困ったということは聞いたことがないです」
維持に注力しつつ、もう1台は走りの方向へカスタムを計画中
今後に関しては、イベントに参加した個体は維持に注力し、もう1台については本国仕様のタワーバー(ボディのねじれを抑える補強バー)を手に入れ、走りの方向に振ったカスタムもしていきたいということだ。車高調に関してはいくつかのメーカーで購入が可能とのことだが、その他の専用カスタムパーツはほとんどない状態のため、汎用品などを組み合わせていく方向で考えているとのことだ。










































