部品取り用に兄弟車のブラボーも所有
奇跡的な出会いによって畑島さんの元にやって来たミニキャブは、当初からこのカラーでチョイアゲ仕様だったそう。しかも、部品取り用としてミニキャブの乗用モデルとなる「ミニキャブブラボー」の5速MT、スーパーチャージャー付きも入手済み。そのため、サイドミラーやシートなどはブラボーのパーツへ変更した。
入手した時点でリフトアップされていた足まわりは、車両全体の色味を合わせるため、ネットオークションにてメーカー不明のブラックディスクのアルミホイールをゲットした。こうして全体のバランスを整え、この可愛らしさとネオクラシックとしての当時の雰囲気を崩さないよう、少しずつ畑島さんによるアレンジが追加され、今のスタイルへと落ち着いた。
「今後は、ブラボーの5速MTへ乗せ換えて、タコメーター付きのメーターに自分で変更する予定です。若い頃にKP61スターレットに乗っていて、そのときに最低限のメンテナンスや修理などを学んだので、ミニキャブだったらミッション交換ぐらいは自分でできますから。でも、いくらミッションを変えたところで、車両そのものが決して速いワケではないし、クルマ本来の性能をイジメるようなカスタムは好きじゃないのです。だから、ノンビリと気持ちよく走れるこの状態で、ずっと楽しんでいきたいですね」