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彼女がスバル「インプレッサ WRX STI」にひと目惚れした理由とは? 父の厳しい特訓も振り返るとよい思い出です【交タイ自動車部】

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TEXT: WEB CARTOP 乾 ひかり  PHOTO: 神村 聖

購入後は愛車と「遠距離恋愛」状態に!

念願叶って愛車を手に入れたわけですが、「慣れるまでこっち(群馬の実家)で練習しなさい」と父。私が住んでいる東京にクルマを持って行き、ひとりで乗るのはまだ危ないと。青天の霹靂、失意のどん底です。ですがMTスポーツはおろか、AT車もろくに運転していなかったので、いま思えば無理もありません。

それから休日になると東京と栃木・群馬方面をつなぐ特急列車、両毛号で群馬に帰り、インプの運転をみっちり練習して、また両毛号で東京に戻るという生活が始まりました。助手席の教官(父)からはこっぴどく叱られ、毎回半ベソ。車内が地獄絵図と化すこともしばしば……。それでも乗りこなせるようになりたい一心で、ステアリングを握り続けました。

そんな日々を送ること約5カ月。ようやく許可がおりて、東京に愛車を持って行けることに! ひとりでクルマに乗るようになって、父からの厳しい言葉は私が危険な目に遭わないため、周りに迷惑をかけないため、安全なカーライフを送るための教えであったことがわかりました。愛車に乗って音楽をかけると、あの時のことを思い出します。練習のために実家に帰るたび、インプのオーディオに私の好きな曲が追加されていました。それは、当時父が録音してくれていたのです。インプとの「遠距離恋愛」も、いまとなってはいい思い出です。

冒頭で私がここまでクルマ好きになったのは、「不思議な現象」だとお話ししました。ですが、家族との思い出を振り返ると、そこには必ず大切なクルマが存在します。遅咲きではありましたが、私がクルマ好きになるのは自然の流れだったのかもしれません。いまは両毛号ではなく、インプで帰省しています(笑)。

カスタム&チューニングに関しては、タイヤ&ホイール、サスペンション、マフラー、ブレーキパッドと、一旦やりたいことはひと通りできたかなと思っています。愛車を手に入れたばかりの頃はR205のマフラーを入れたい、エキマニを不等長にしたいなど、わりと激しめの願望もありました(笑)。ですが、乗っていくうちに元々このクルマに備わる走りや見た目のよさを活かしたいという気持ちになり、いまのところカスタム&チューニング欲は落ち着いています。今後は基本的なメンテナンスはもちろん、経年劣化してしまった部分のケアなどをしながら、大事に維持していきたいです。

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