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戦前のフォード「モデルA」に50年代のシボレー「ベルエア」から乗り換えた理由は? 30年代の乗り味を楽しみます!

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TEXT: 近藤浩之(KONDO Hiroyuki)  PHOTO: 近藤浩之

1930年式フォード モデルAのオーナーになって1カ月

千葉県東金市のATARIYA東金店駐車場で毎月最終日曜に開催されている「集まれ!カーマニア in 東金2023」は、ノンジャンルのカーミーティング。事前エントリー不要、自由参加でいつ来場して帰ってもOKというフリースタイルだ(2023年8月以降は会場工事につきしばらく休止)。今回は、手に入れたばかりだという戦前のアメリカ車、フォード「モデルA」で来場していたオーナーを紹介しよう。

50年代のシボレー ベルエアからの乗り換え

1927年の終盤にデリバリーが開始された、フォード モデルA。クーペに加えさまざまなスタイルが用意されたボディにサイドバルブの直列4気筒エンジンを搭載し、1932年に「モデルB」および「モデル18」にバトンタッチされるまで、いわゆる大衆車として数多く生産されたモデルとなっている。生産終了後もホットロッドのベース車両として使用されるなど、カスタムされた姿を見ることも多い。このフォード モデルAの1930年型ピックアップを、約1カ月前に手に入れたばかりというのが、オーナーの望月さんだ。

「この前は1955年式のシボレー ベルエアに乗っていて、それからの乗り換えです。いつかは乗りたいと思っていたので、たまたま出物があっていいタイミングでした。まだ手に入れて1カ月なので、とくに手はつけていません。購入時からフェンダーが外してあって、4インチくらいチョップしてあるみたいです」

30年代当時の乗り味を味わいたい

フェンダーなど一部に手を入れられている箇所もあるものの、エンジンや足まわりなどはノーマルだという、望月さんの1930年式フォード モデルA。50年代のベルエアから先祖返りするカタチで30年代のモデルを手に入れたわけだが、実際に所有しドライブしてみた感想はいかがなものだろうか。

「やっぱりこの年代のエンジンとか足まわりのままなんで、当時の乗り心地に近いわけじゃないですか。ノスタルジックな乗り味を味わえているっていうのが楽しいですよね。これが高年式のエンジンになって(載せ替えられて)いたりすると、ただのガワだけのクルマになっちゃうんで。それよりはこういう方が興味あって、快適さとかじゃなく当時はこういう乗り心地だったんだ、みたいな感じを楽しんでいます。ピックアップを狙っていたら、たまたまピックアップが出てきたのも、いいタイミングでしたね」

できるだけ当時の状態で乗り続けたい

今後もホットロッド化などのカスタムをするつもりもなく、ノーマルを基本にメンテナンスをしながら長く乗り続けたいという。さらに将来は、外されているフェンダーを元に戻すことも考えているという。

「まだ乗り始めなんでオイル交換した程度で、現状を維持するためのメンテっていう感じですかね。ガスケット類とか、そういうのはちょこちょこやっていこうかなって。大きく何かっていうのはまだ分からないんですよ。できるだけ元の状態に戻したいとは思っているんです。カタログとか見ている限りでは、パーツは探せばあるみたいですね。モデルAは結構タマ数もあったので、パーツには困らないクルマだと思います」

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