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「ミウラ」に「カウンタック」などクラシックランボルギーニの夢のツアーに参加! 激レアモデルを紹介します

「ミウラ」に「カウンタック」などクラシックランボルギーニの夢のツアーに参加! 激レアモデルを紹介します

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TEXT: 西川 淳(NISHIKAWA Jun)  PHOTO: アウトモビリ・ランボルギーニ/西川 淳

  • 9月14日にスタート、ヴェローナからサンタアガータ・ボロニェーゼの本社へと至る2泊3日、全行程約600kmのツアー(C)アウトモビリ・ランボルギーニ
  • 筆者とオーナーがドライブするミウラSV(C)アウトモビリ・ランボルギーニ
  • ランボルギーニの市販第1号モデルの350GTの中でも最初期に制作された#17002(C)アウトモビリ・ランボルギーニ
  • イオタルックにオープンスタイル、ワイドフェンダーという人気アイテムを備えた個体(C)アウトモビリ・ランボルギーニ
  • 2022年秋にフルレストアを終えたばかりのカウンタック(C)アウトモビリ・ランボルギーニ
  • 今は亡きエディ・ヴァン・ヘイレンの愛した“改造ミウラ”(C)アウトモビリ・ランボルギーニ
  • 1981年5月に開催された39回F1 モナコGPのペースカーとして活躍したカウンタック(C)アウトモビリ・ランボルギーニ
  • クラッシュしたミウラをベースに、13年の歳月をかけてイオタ風に復元された有名な個体(C)アウトモビリ・ランボルギーニ
  • ドイツの安全法規を満たすために施行されたスペシャルパーツを装備するミウラ(C)アウトモビリ・ランボルギーニ
  • サウジアラビアの王族が最初のオーナーだったデザートカラーのカウンタック(C)アウトモビリ・ランボルギーニ
  • ディアブロで最後にラインオフした1台(C)アウトモビリ・ランボルギーニ
  • 参加車両で描かれた60周年のロゴ(C)アウトモビリ・ランボルギーニ
  • モデナのエステンセ公園。ランボルギーニ幹部とガラディナーを楽しんだ(C)アウトモビリ・ランボルギーニ
  • 3グループに分かれて風光明媚な北イタリアをドライブ(C)アウトモビリ・ランボルギーニ
  • ラリーのようにコマ図も用意されている(C)アウトモビリ・ランボルギーニ
  • 本社工場で記念セレモニーが開催された

創立60周年を祝うクラシックモデルだけの公式ツアー

ランボルギーニ創立60周年を祝う数多くのイベントが開催されている2023年、美しいロケーションを愛車で巡る公式ドライブツアーも60周年を祝う特別なツアーに。9月にイタリアで開催されたポロストリコ(クラシックモデル)編に参加、その様子をお伝えします。

マニア垂涎のクラシックモデルが勢揃い

ところはイタリア随一のスパークリングワイン産地として有名なフランチャコルタ。趣のあるヴィラタイプのホテルだった。あたり一面にシャルドネの畑が広がり、遠くには大きな湖がキラキラと輝いている。その向こうは険しい山岳地帯でさらに北へと進めばスイスやオーストリアまで行き着く。

はるばるやってきたのは、ランボルギーニ社の創立60周年を祝う公式ドライブツアーのポロストリコ(クラシックモデル)編がこのホテルを起点に開催されるからだった。最新モデル編は5月に企画されていたが、おりからの天災で中止されていた。

午後遅くにホテルへのチェックインを済ませ、モデナのトップモータース・サルヴィオーリから届いているはずのミウラP400SVを確認するべく専用のパーキングにおりてみれば、そこには60年分の宝物がひしめいていた。

台数は決して多くない。けれども参加車両は(いい意味で)一癖も二癖もある個体ばかり。マニアにとってはたまらない仕様の揃い踏みである。

激レアなイオタ・レプリカからヴァンヘイレン仕様まで

なかでも目についた個体を紹介しておこう。まずはゼッケン1、スイスからやってきた世界一のランボルギーニコレクターが持ち込んだしっとりとしたシルバーの350GTだ。ランボルギーニの市販第1号モデルが350GT、ということ自体はファンならば常識だろう。総計120台余りが生産されたが、この個体はなんと#17002で最初期の個体。#17004から始まる顧客向けよりも若く、例えばフロントグリルの形状が“市販”モデルとは異なっている。また、エンブレムが1964年に生産された最初の14台にのみ採用された2トーンカラーであることも珍しい。

ゼッケン5はご存じミウラSVJタルガ(スパイダー)。#4808のミウラSをベースに70年代末になって作り替えられたもので、イオタルックにオープンスタイル、ワイドフェンダーという人気アイテムてんこ盛り。1981年のジュネーブショーにて新経営陣のもと再出発したランボルギーニブースに、カウンタックLP400Sハイボディ(シリーズ3)やLM002などと共に展示された個体である。

ゼッケン8、鮮やかなブルーのカウンタックLP400は日本人オーナーの所有で、つい昨秋にポロストリコでフルレストアを終えたばかり。いわば新車同然の個体だったが、珍しいのは色がディノブルーというマラネッロ色であったことだけじゃない。なんとこの個体のボディパネルはアルミではなくスティール! しかもルーフには400の特徴であるペリスコープが見当たらない! 日本にはもう一台スティールパネルの400が存在すると言われている。謎に満ちたレア中のレア物である。

ゼッケン15は公式イベントにはあり得ない“改造ミウラ”。前述のSVJタルガのようなワイドフェンダーにシャコタン気味で変わったタイヤ&ホイールを履いている。どうして参加が許されたのだろう? スタッフに聞くと「ポロストリコでレストアを終えたばかりだから」。いやいや、その答えじゃナゾは一層深まるばかり。答えはこうだ。今は亡きエディ・ヴァン・ヘイレンの愛した改造ミウラだから。有名人が好みに仕立てた個体ということで特例的に“ヴァンヘイレン仕様”でのレストアが認められた。ちなみにこの個体のエグゾーストノートはヴァンヘイレンの名曲「パナマ」の間奏に挿入されている。

ゼッケン16のカウンタックLP400Sはミニカーで見たことのある人も多いだろう。1981年の5月に開催された39回モナコF1 GPのペースカーとして活躍した個体で、以来、ノーレストアで現在に至っている。8月に行われたペブルビーチ・コンクール・デレガンスにも出展されていた個体だ。モナコGPとランボルギーニの付き合いは古く、なかでも有名なシーンがマルツァルのデビューランであろう。ちなみにカウンタックのペースカーは39回のLP400Sのみならず40回、41回でもLP500Sが使用されている。

お隣、ゼッケン17のディアブロVTは1995年と96年にPPGインディカーシリーズにてペースカーとして使用された個体だ(もう1台ゴールドがあった)。イオタフードやロールゲージ、牽引フックなどオリジナルVTとは異なる仕様で、当初は600psのイオタエンジンも積まれていたらしい。そのエンジンは残念ながらラグナセカで使用中に壊れ、急遽、ノーマルエンジンに積み替えられて現在に至っている。イタリア本社へ一旦戻され、そこから新車としてウォルター・ウルフの会社へ販売されたという。

ゼッケン21もまた有名な個体。今はもう存在しない完全なるイオタ・レプリカだ。英国人オーナーがクラッシュしたミウラをベースに13年の歳月をかけてイオタ風に復元した。

ゼッケン23、オレンジのミウラSVは一見フツウのSVに見えるが、ディテールを見ると違いに気がつく。フィン形状のパーツ、フロントやリアのカウル、ドアのルーバーが全て“丸められている”。これはドイツの安全法規を満たすために施行されたスペシャルパーツである。

ゼッケン25のカウンタックは元トヨタのデザイナー氏が乗ってきた個体で、珍しいデザートカラー。サウジアラビアの王族が最初のオーナーだった。駱駝色の猛牛というわけだ。そしてゼッケン27のディアブロ6.0SEは最後にラインオフした個体で現在、ランボルギーニが所有する。

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