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RE雨宮がマツダ「NCロードスター」ベースのマシンを急ピッチで製作中!「東京オートサロン2024」前に前作を振り返る

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏

雨さん専用モデルも特別なカウルを装着

このNCロードスター13B搭載化は、そうした流れから、ロータリーエンジン搭載ありきで計画された。エンジン仕様については、本体は純正ポートの状態をキープし、オーバーホールのタイミングでローターの重量合わせ等を行い組み直している。

そして、パワーの源になるタービンをTD06-25Gに変更することで、最高出力を400ps程度まで引き出す。性能的には、パワーもトルクも突き詰めればもっと引き出せるが、この仕様では、ピークパワーがどうのという考えはなく、あくまでもストリートにおけるゆとりのパワーとオンオフ、パーシャル領域から反応の良さ、扱いやすさと乗りやすさに重点を置き、フルコンLINKでセッティングしている。だから、エンジンパワーはこれで必要にして十分という見解だ。

また、サスペンションについては、エンドレス ジールファンクションベースのRE雨宮オリジナルキットを装着。独自セッティングで減衰力の調整幅を持たせているので、あらゆるシーンにマッチさせることが可能だ。この足まわりに合わせるホイールは18インチのエンケイGTC01RR(FR9.5J+22)とアドバンA052(FR255/35-18)タイヤの組み合わせだ。

また、エクステリアについてもRE雨宮得意のエアロパーツを装着。このNCロードスターには雨さん専用モデルとして特別なカウルを装着している。ベースは驚くことに、昔のRE雨宮GReddyシリーズのことを知っているオーナーならピンと来るかも知れないが、2008年発表のRE雨宮スーパーグレッディIII(FD3Sベース)コンプリートボディキットをNCロードスターにボルトオン装着できるようにリメイクを施したという。NCオーナー達の間では、このボディキットについてRE雨宮からの発売も期待されたが、残念ながらコンプリートキットとしてのニュースはその後も舞い込んでこなかった。

2022年にデビューしたRE雨宮NCロードスター13Bターボが、果たして年明けにはどんな進化形として登場するのか? これについては、再びAMWで詳しく紹介する予定なので楽しみにしていてほしい。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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