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「1000馬力」に「筑波1分切り」も単なるたたき台! HKSの新たなチューニングカー販売スタイルに注目です

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: AMW

超ラグジュアリーな「走るドライビングシミュレータ」

この2台の脇には、レクサス「LM」をベースにしたコンセプトカー、「LEXUS LM HKS “e-Driving” Concept」もあった。こちらは、「Stylish & Comfortable space」がテーマだ。

HKSハイパーマックスパフォーマンスパッケージ(試作)で車高を下げ、20インチのADVAN Racing RZ-DF2ホイールで、ドレスアップも図られているが、カスタムのメインは、リアのパッセンジャーエリアに鎮座する、ドライビングシミュレータ「DRiVe-X」。

ショーファーカーのLMなので、LM専用のサスチューンで「快適性」を確保しながら、「完全プライベートな移動空間」に仕立て、休日、サーキットに移動する最中にドライビングシミュレータで練習を積み、サーキットに到着してからは、ガレージに保管しているスーパーカーで実走、といったアクティブなエグゼクティブを対象にした新しいスタイルを打ち出していた。

RB26DETTエンジン用の強化シリンダーライナーが登場

パーツ類に関しては、第2世代GT-Rの心臓部、RB26DETTエンジン用の強化ライナー「HIGH PERFORMANCE CYLINDER BLOCK RB26 2.8L STEEL LINER」に注目したい。

RB26はオーバーホールに欠かせない、純正シリンダーブロックが慢性的に欠品で、注文しても1~2年待ちが続いている。そこでHKSでは、中古のシリンダーブロックベースでもハイパワーチューニングを施せるよう鋼鉄製強化シリンダーライナーを開発。

これが完成すれば、中古エンジンブロックが再生されるだけでなく、強度アップによって高出力でのシリンダー割れを防止。さらなるハイパワー化も可能になり、同時にサステナブル=持続可能なチューニングが大きく前進する一例となるはずだ。

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  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
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  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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