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免許を取ったら峠に行きたい初心者へ贈る「クルマを潰す前に読んでおきたい心得」最初は誰だって上手くは走れなかったのです

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: 小林 健(KOBAYASHI Takeshi)/増田貴広(MASUDA Takahiro)

  • ゆっくり3~4往復して、そのワインディングのリズムを身体で覚えてみよう
  • 雨が降ったり、霧が出たり、辺りが暗くなってくると、危険度も増すので、走るのはパスするのが良策
  • 大事なセオリーは、「スローイン・ファーストアウト」
  • ブレーキに変化を感じたら、ブレーキの温度が冷めるまで15分から30分ぐらいそのまま待機
  • 走る前にはタイヤもきちんと点検し、空気圧や残りの溝、傷やひび割れの有無のチェックも忘れずに
  • 大事なセオリーは、「スローイン・ファーストアウト」
  • ギアは低いギアを選んで、エンジンブレーキがよく効くようにしておく
  • 左足はフットレストを踏んで、身体をしっかり支えるようにするのがポイント
  • とくに見通しの悪いコーナーにオーバースピードで入るのは厳禁
  • いきなり飛ばしたりせず、観光ドライブより、ほんのちょっとだけペースアップ
  • 一般道ならゆっくり観光気分で何往復かしてみよう

走り屋予備軍へ

毎年2〜3月は、一番自動車教習所が混雑する時期です。免許を取ったら「ワインディングに行って、ちょっと元気に走ってみたい」と思っている人もいるでしょう。今の中高年もそうしてスポーツドライビングに目覚めた人も多いわけですが、昔、峠を攻めていた人の中にはクルマを潰した経験がある人も少なくありません。走り屋予備軍の人たちに、そんなパイセン達の追体験をしてもらいたくはないので、はじめてワインディングに行く前にちょっとだけアドバイスをお送りします。

ゆっくり3~4往復して、リズムを身体で覚える

まずはちゃんと下見をすること。

「峠に着きました。すぐに元気に走ります!」

これでは事故りに行くようなもの。関東のメジャーなワインディング、箱根の芦●湖スカイラインでも10.7km、●●ターンパイクでも15km、長野の碓●峠が11km、イニシャルDの劇中舞台「秋名山」のモデルになった、●名山の県道33号も8km程度。いずれも大した距離ではない。有料道路だと、通行料がかかるので気が引けるかもしれないが、一般道ならゆっくり観光気分で何往復かしてみよう。

峠には砂や落ち葉が浮いているところもあれば、路面が荒れているところ、段差舗装でわざと凸凹をつけているところ、濡れているところ、凍っているところ(冬)、見通しの悪いカーブ、対向車とすれ違い難いところといった難所がつきもの。それを知らずに走るのは、あまりにも命知らずといわざるを得ない。ゆっくり3~4往復して、そのワインディングのリズムを身体で覚えることからはじめてみよう。本当のビギナーなら、これだけでお腹いっぱいになってしまうかもしれないが、最初はそれでも十分。

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