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トヨタ「ハイエース」を移動式ガレージに! ナローボディでもバイクのトランポ仕様にできるノウハウを紹介します

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

フラットな床面と強度を実現

リアシートはすべて取り外し、運転席と助手席の2脚のみを残すことでバイクを置くスペースを確保。床はGR8 STYLEオリジナルの床張りキットを使い、下地に合板を重ねることでフラットな床面と強度を実現する。さらにバイク置き場となる中央のみアルミサイディングを施し、その縁をLEDライトで照らすという凝った憎い演出も施す。

運転席後方の右側にはGLADスイングトレーをセットしてヘルメット置き場や小物を置くスペースとして活用。左側にはリアデッキテーブルを足元に配置し、工具箱、オイルといったメンテナンスに必要な道具の収納庫としても使える。また、左側面にはブラックスチールのリアウインドラックをセットし、頻発に使う道具を吊り下げ固定できるようにしている。さらに、レールも追加し、ライダースジャケット等も吊り下げられる工夫も見逃せないポイントだ。

バイクの固定については、フロントホイールクランプスタンドをセット。さらに、ラッシングベルトでガッチリテンションをかけられように床面には専用台座も付いている。

バイクライフに寄り添った1台

内装は今後さらに使いやすく発展させていく予定ということだ。外装の装着パーツは、オリジナルボディキットも手掛けるGR8 STYLEだけに、その組み合わせは勇ましいフロントフェイスが人気のオリジナルボンネットに、フロントハーフスポイラーVer3とサイドステップVer4を装着。リアはアンダーライナーを組み合わせている。

ヘッドライトが丸目になっているが、これはGR8 STYLE製ではなく、ボクシースタイルZERO型フェイスチェンジキットを使っているということだった。ただ、オリジナル仕様としてヘッドライトにイエローフィルムを貼ってアレンジを加えている。

足まわりについては、3インチローダウンキットを装着。最近のハイエースはアゲスタイルが流行だが、トランスポーター仕様ならばローダウンの方がバイクを載せる時にも便利という理由からあえてローダウンスタイルにしていた。

社長自らがバイク好きとあって、その使い勝手の良さはお墨付き。トランスポーターというとレースのイメージが強いが、使い方はそれだけに限らず、自分の趣味の愛車を積み込んで遠出する。着いた先でバイクに乗り換えて心地よい走りを満喫する。そんなバイクライフに寄り添った1台として提案されている。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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