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ケンメリやジャパンを乗り継いだオーナーが最後に日産R34「スカイラインGT-R」を購入し悲願達成! なぜフロントバンパーは純正のまま?

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TEXT: 山崎真一(YAMAZAKI Shinichi)  PHOTO: 清水良太郎(SHIMIZU Ryotaro)

  • R34標準車用の後席ドリンクホルダーを流用
  • レーダー探知機などを装着するが基本はシンプルなインパネ
  • 各種車両情報を表示させるマルチファンクションディスプレイはニスモ仕様になっている
  • ブラックのVOLK RACING TE37をセット。サイズは9.5J×18インセット15
  • V-specIIの特徴であるNACAダクト付きのカーボンボンネットを装着
  • 裏側はカーボン地が見えてスポーティ
  • タワーバーやエアクリーナーダクトなどを変更しているエンジンルーム
  • セレナ用のリアワイパーを装着。洗車時に自立するので便利
  • トランクにあるキーシリンダーにバックカメラを内蔵する技ありメイクも光る
  • LEDテールランプやリアアンダースポイラーなどをセットしスポーティ度が高まっているリアビュー
  • ベイサイドブルーが美しい鎌家さんのR34GT-R
  • R34GT-Rオーナーの鎌家康幸さん
  • フロントバンパーはノーマルを貫く鎌家康幸さんのR34GT-R

さり気なくカスタムしてR34を楽しむ

「GT-R」を得意とする全国のショップを訪問し、そこに集うR濃度の高いユーザーに、GT-Rへの愛情を思い存分に語ってもらいました。今回訪れたのは、昨今GT-Rマーケットで存在感を高めている三重県の「CREWCH(クルウチ)」。紹介するのは、歴代スカイラインを乗り継ぎ、憧れのGT-Rを手に入れた鎌家康幸さん。NISMO製エアロなど多用してスタイリッシュにまとめていますが、フロントマスクはノーマルのままという理由とは?

パフォーマンスには大満足! 好調を維持したい

ケンメリ(4代目/C110型2ドア)、ジャパン(5代目/C210型4ドア)、R32型GTS(8代目/2ドア)とスカイラインばかり乗り継いできた鎌家さん。その後、必要に迫られてミニバンに乗り替えたが、「やっぱりスカイラインがいい」と8年前に返り咲いた。「これが最後、どうせ買うなら憧れのGT-Rを」と、第2世代と呼ばれるRB26DETTエンジン搭載車の最後となるR34型を選んだ。

購入したのは2000年式、後期の標準車。最初はぼぼノーマルだったという外観は、まずはV-specII用のカーボンボンネットとフロント&リアディフューザーを装着し、サイドスカート/リアアンダー/LEDテールランプは定番のNISMO製をインストール。「最初から装着されていた」というマフラーは純正オプションのNISMO製と、レアなパーツが組み込まれている。

さらに、盗難防止と後方の視認性向上を兼ねるため、バックカメラはトランクのキーシリンダーに内蔵(ドライブレコーダーを装着後は使っていないそうだが)。そのほかリアワイパーは日産「セレナ」用を移植(手で支えなくてもワイパーが立てられるので洗車するときに便利!)するなど、小技もきかせている。

ホイールは初期のRAYS TE37で、ボディカラーに合わせたブルーのステッカーもお気に入り。ブレーキローターはV36型スカイライン用でサイズを拡大するなど、細部までカスタムが行き届いている。

ひとつ疑問に思ったのは、ここまで手を加えているのに、フロントバンパーは未交換。なぜ他と合わせてNISMO製にしなかったのですか? と尋ねると、

「もう歳なのであまりやり過ぎるのもあれかな、と思って控えました。ベイサイドブルーは否が応でも目立ちますから」

と笑う。これは大人の嗜みといったところか。

内装もノーマル然としているが、MFD(マルチファンクションディスプレイ)をNISMO製に、アクセル/ブレーキ/クラッチペダルも後期型のアルミ製にチェンジ。そのほか、カーボン製のバックミラーカバー、GT-Rロゴ入りのシガーソケットライター、コンソールボックス後部にR34基準車用の純正ドリンクホルダーを組み込むなどひと手間、ふた手間プラス。さりげなく自分らしさを加えて楽しんでいる。

エンジンルームはCUSCO製のタワーバー/NISMO製のエアインテーク/クーリングパネル/HPI製のラジエター程度。これにCREWCH製のECUでパフォーマンスアップをしている。

「エンジン本体には手を加えず、パフォーマンス系はCREWCH製のECUと吸排気系のみですが、十分よく走るので満足です。ほぼ、思い通りに仕上がっているので、今後は良好なコンディションをキープするだけですね」

鎌家さんにとってGT-Rは唯一の道楽。「やり過ぎず、触り過ぎず、できる限りともに歩んでいきたい」とも語ってくれた。

* * *

日産「スカイラインGT-R」/「NISSAN GT-R」に特化した専門誌『GT-R Magazine』の中で、高い人気を誇る長寿企画のひとつ「SHOP自慢のRたち見てください」から、オーナーと愛車を紹介しました。GT-R Magazineはこちらから購入できます。

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