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ホンダEG型「シビック」にチューンドK型エンジンを搭載! インドネシアの低グレード車に無限の当時物パーツを奢った力作とは

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TEXT: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)  PHOTO: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)

完成度の高いボディにインドネシアの伝統的なペイントが入る

エンジンは単純に換装しただけでなく、日本やアメリカのパーツを使ってディテールアップされ、ショーカーとしても非常に完成度の高いエンジンルームとなっている。インテークは4連スロットル化したうえで、前方に巨大なカーボンファンネルが突き出している。当然ファンネルはフードから飛び出してしまうのだが……。

「本当は透明なアクリルでファンネル部分のみ穴が空いたボンネットを製作して装着していたんですが、日本に来て積載車で運んでいる時に飛んでっちゃって……」

そのほかにもボディにはCUSCOのSAFETY21ロールケージを装着し、車内にはRECARO/MUGENのフルバケットシート、K-TUNEDのシフター、HALTECHのマルチメーターと、とにかくどこを見ても抜かりのない仕上がりだ。

そんなシビックのボディにはカスタムペイントが施されているが、この柄はインドネシアの伝統的な「バティック」の模様に日本の桜や雲を組み合わせた柄で、アーティストのFREEFLOW FAHMI氏によってイベント会場でもドローイングがリアルタイムで行われていた。まさに日本とインドネシアの架け橋となる1台というわけだ。

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