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ステアリングにウーファーをセット! マツダNB「ロードスター」をドリ車から「魅せる」仕様にカスタム…購入8年目でまだまだ進化中

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 芝 修(SHIBA Osamu)

「走る」から「魅せる」にスタイルを大きく転換!

マツダのオープン2シーター・ライトウェイトスポーツ「ロードスター」は身近なスポーツカーとして、走り派にもドレスアップ派にも長年にわたり大きな人気を誇っています。初代NA型は近年クラシックカーの枠に入って価格も高騰気味のなか、2代目NB型は初代の雰囲気を残しつつもまだ「遊びやすい」存在。大阪オートメッセ2025(OAM)の会場で、そんな遊び心満載のNBロードスターを発見しました。

こだわりの詰まったボディスタイル

2025年2月7~9日に開催された大阪オートメッセ2025で、おそらく唯一のマツダNB型「ロードスター」がこの車両だ。渋いグレーのボディにホイールまで被るローダウン、ノーマルらしさを失わないこだわりのボディメイク、そしてステアリングと一体化させたサブウーファー。

製作したのは兵庫県尼崎市のプロショップ「N’s factory」で、オーナーはこのNB6C型を購入して8年目になる“mobニキ///”さんだ。当初はドリフトをメインに楽しんでいたそうだが、しばしの充電期間を経て現在のスタイルへ転換した。

まずはエクステリアから紹介していこう。フェンダーは前後ともホイールに合わせて加工しつつ、純正のラインを継承し違和感のないよう仕上げている。ご覧のような車高を実現するための定番、アーチ上げをしていないのもこだわり。さらに作り込んだフェンダーとマッチングするよう前後バンパーも加工しつつ、リアのリフレクターはスムージングしフロントのサイドウインカーはND用に。ボディカラーはアウディ純正のデイトナグレーパールエフェクトだ。

ホイールはバーディークラブのP1レーシングをチョイス

サスペンションにも“mobニキ///”さんのノウハウが詰め込まれている。KTSの車高調はリアのアッパーマウントをストロークアップ加工、同じくKTSの前後アッパーアームもリアに短縮加工を施したという。フロントのロアアームは純正をベースに延長加工し、イケヤフォーミュラの延長タイロッドと組み合わせた。

徹底的に作り込んだフェンダーと足まわりにセットするホイールは、バーディークラブのP1レーシングで前後とも8.5J×16をチョイス。現行品には存在しないサイズのいわゆる「当時モノ」で、昔からP1レーシングが好きで3セットも所有しているそうだ。ホイールの奥で存在感を放つブレーキは326パワーの「ガチストップ」で、今回の大阪オートメッセ2025に向けてワンオフ製作した自慢の一品だという。

ウーファーのインストール術に視線が集まる

続いてインテリアに目を向けてみたい。ライトブルーを基調とした張り替えやロールケージも目を引くが、中央部にウーファーを装着したステアリングは注目度バツグン。オーディオは幌を普通に開けられることが前提とのことで、スピーカーやアンプはシート後方の限られたスペースに、N’s factoryの手でスマートにインストールされている。

非常に完成度の高いNBロードスターではあるが、“mobニキ///”さんは「まだ発展途上です」と話す。今後の課題はインテリアとオーディオのグレードアップで、ダッシュの張り替えやドアスピーカーの交換を計画中だ。ドリフトから大きく舵を切ったNBロードスター、次に見るときはどこまで進化しているのだろうか。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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