軽トラック用カーゴボックス「ランプス」が大阪オートメッセに登場
日本独自のクルマ「軽トラック」は、小回りのきくサイズと頑丈さ、拡張性の高さからキャンプや車中泊などアウトドア遊びの相棒としても人気で、近年は海外からも注目が集まっています。軽トラの荷台をカスタムするアイテムも多々リリースされていますが、大阪オートメッセ2025(OAM)に出展していた「ランプス」は、拡張性を極めた自由自在なカーゴボックスでした。
車中泊からビジネスまで使い方は無限大!
趣味の車中泊からキッチンカーに軽貨物の運送業、そして災害時はセーフハウスとしての機能まで。2025年2月7日~9日に開催された大阪オートメッセ2025(OAM)でギャラリーの注目を集めたのが、軽トラの荷台をライフスタイルに合わせてカスタムする「ランプス(Lanps)」だ。アルミ製フレームを使ったカーゴボックスで、使い道はアイデアしだいで無限に広がる。
まずはラインナップを紹介しよう。搭載したときの高さがモデル名となっており、「1960/2050/2100」から用途に応じて選べる。ちなみに一番人気はベーシックな1960で、39万500円(消費税込)というリーズナブルさも魅力だ。
本体の重量は約50kgと大人ふたりで積み下ろしできるレベルだが、断熱材を挟み込んだパネルや豪雪に耐えうる頑丈さを備えている。さらに間口の高さは約119cmで3方向に開閉するため、乗降や荷物の出し入れがラクなのも注目すべきポイント。
豊富なオプションで多彩な用途をバックアップ
ボックスだけ購入し自らの手で作り上げるのも楽しいが、ランプスでは高品質のオプションも豊富に用意している。とくに需要が多いのは狭いスペースでの開閉が楽になるふたつ折りの扉や、檜の板張りと断熱および防音の対策を施しLEDライトを備えた天井など。
大阪オートメッセ2025で展示したデモカーには上記のふたつに加え、アウトドア用品の収納とディスプレイに役立つワイヤーネットや、大型のモニターを装着し幅広い遊びのスタイルをアピールした。
もうひとつの人気オプションであるテーブルを取り付けても、大人ひとりが窮屈せずに眠れるスペースを確保できており、もっとも低いはずの「1960」ですら頭上の圧迫感はまったくない。
最近は海外からのオーダーも
また近年は海外でも使い勝手がいい日本の軽トラックが人気となっており、先日はオーストラリアからキッチンカーとしてのオーダーが入ったという。搭載できる車種はダイハツ「ハイゼット」やスズキ「キャリイ」を筆頭に、「1960」以外のモデルも軽トラックなら大半に対応しているのも嬉しい。
購入はまず電話やメールなどで問い合わせし、使い方などを聞いたうえで見積もりを作成。契約したらすぐ製作(2週間~1カ月)がスタートし、完成したら運送業者が希望の場所へ納品してくれる。取り付けはDIYでも可能なレベルだし、全国の代理店やランプス本社でも可。
移動も過ごし方もすべて自由自在な憧れの秘密基地が、ランプスを導入すれば今すぐにでも現実のモノとなるのだ。
















































