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「驚きのタイヤ…」500馬力以上の欧州プレミアムブランドスポーツカーとの相性はバッチリ! とくに排水性抜群の「プロクセス スポーツ2」

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 近藤浩之(KONDO Hiroyuki)/OAM

  • 愛知県の欧州車のプロショップであるオートスタイリングショップ・ドルトが手掛けたBMW M4コンペティション
  • 「大阪オートメッセ2025(OAM)」のAMWとPROXESがコラボした合同ブース「AMW with PROXES」
  • プロクセス スポーツ2は、路面コンディションに左右されにくいグリップ力、狙ったラインをトレースできる素直なハンドリング、適度な硬さのサイドウォールが生み出す乗り心地などに優れているという
  • ドルトのデモカーにセットしたプロクセス スポーツ2のサイズは、フロントが275/35-19でリアが285/30-20の純正サイズ
  • 吉田代表が、プロクセス スポーツ2でとくに素晴らしいと感じたのは優れた排水性
  • ドルト吉田代表は「驚きのタイヤ」とプロクセス スポーツ2を評価する
  • 愛知県の欧州車のプロショップであるオートスタイリングショップ・ドルトが手掛けたBMW M4コンペティション

欧州プレミアムブランドとプロクセス スポーツ2の相性は?

「大阪オートメッセ2025(OAM)」のAMWとPROXESがコラボした合同ブース「AMW with PROXES」では、有名プロショップがそれぞれ手掛けた6台の国産車&輸入車が勢揃い。6台のクルマの足元には、TOYO TIRESのスポーツタイヤ「PROXES Sport 2(プロクセス スポーツ2)」が装着。各デモカーとプロクセス スポーツ2の相性について各ショップの代表にインタビュー。今回は愛知県の欧州車のプロショップであるオートスタイリングショップ・ドルトの吉田代表にBMW「M4」との相性について伺いました。

大パワーでも難なく受け止める

ノーマルでも510psというパワーを誇るBMW M4コンペティション。ドルトがセレクトしてセットアップした外観はさらにアグレッシブとなり、乗り手を選ぶじゃじゃ馬といった印象を受けるが、実際はドライでもウェットでも安定したグリップ力を発揮し、テールが滑り始めるときの挙動もマイルドで分かりやすい理想のドライビングカーであるという。いい意味で予想を裏切る安定感の要因はいくつかある。

ひとつは輸入車のサスペンションとして高い人気を誇るMSSのコイルオーバーキット、もうひとつは車両を製作したオートスタイリングショップ・ドルトによるセットアップ、そしてハイパワーを路面へと効率よく伝達する「プロクセス スポーツ2」の存在だ。

以前はヨーロッパ製のタイヤを主に取り扱っていたドルトが、ふとした縁で「ミニ」にプロクセス スポーツ2を履いたところ、従来の国産タイヤに抱いていたイメージが一変したという。

路面コンディションに左右されにくいグリップ力、狙ったラインをトレースできる素直なハンドリング、適度な硬さのサイドウォールが生み出す乗り心地……などなど。ドルトの吉田代表はファーストインプレッションを「驚きのタイヤ」と表現する。

他のモデルでも試してみたいと考えていたところ、M4に履けるサイズが新たにラインアップされた。しかしながら第一印象を盲信することなく、異なるメーカーのタイヤを4セットも用意。いずれも世界的な知名度は「プロクセス」ブランドを凌駕している製品だったが、サーキットを含む様々なステージや気象条件で入念なテストを実施したところ、まるで遜色なくユーザーに自信を持って勧められるとの結論に達したそうだ。

排水性は抜群!

吉田代表がとくに素晴らしいと感じたのは優れた排水性であるという。路面が軽く濡れているような状況は当然として、深い水たまりに突っ込んでも挙動の乱れが少ない。その理由を吉田代表はストレートグルーブの太さと構造にあると分析する。ウェット路面でも安定したハンドリングとブレーキングは、サーキットはもとより一般道でも大きなアドバンテージだ。

ドライカーボン製タワーバーなどで軽量化したドルトのデモカーは、フロントが275/35-19でリアが285/30-20の純正サイズ。前後20インチやフロント20インチ、リヤ21インチも相性がよかったという。今後は引き続きロングランテストを行ない、耐久性やタイヤが減ってからの性能変化を確認する予定だ。

歴史ある海外ブランドと真っ向から勝負できるプロクセス スポーツ2。吉田代表が「驚きのタイヤ」と評した理由を自身の愛車でも味わって欲しい。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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