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130台以上のクラシック&ヤングタイマー車が知多半島に集結! イタリアンリゾートのような新イベント「チッタ ミラマーレ」とは

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TEXT: 武田公実(TAKEDA Hiromi)  PHOTO: 神村 聖(KAMIMURA Satoshi)

欧州各国の名車たちがバランスよく集まった

こうして初の開催に至ったチッタ ミラマーレ。開催日の2025年3月23日(日)の早朝に会場入りすると、まず目をみはらされたのは予想どおりに魅力的な会場だった。

陽光はさんさん、背景には雄大な海と高いヤシの木。ちょっとひなびた雰囲気が、かえってシチリア島の海辺の田舎街のような雰囲気を醸し出し、この場所にイタリア車を置くだけで、まるでイタリア映画のワンシーンのようにも「映えて」しまう。

そして東浜駐車場には、大会スタッフの誘導にしたがって続々とエントリー車両が入場してくる。やはりチンクエチェント博物館の主催ゆえに、フィアットやアルファ ロメオなどのイタリア車が最大会派を占めるものの、ドイツ車やフランス車、あるいは地元愛知の名店「ACマインズ」の声かけに呼応した1960年代英国の名車たちなども集まり、ランチタイムを迎えるころには130台以上のクラシック&ヤングタイマーたちが会場を埋め尽くすことになったのだ。

2026年も3月22日に開催がすでに決定!

会場では参加者同士がそれぞれの愛車とともに語り合うほか、「トリコローレ」や「ミラフィオーリ」でもおなじみトークショーとビンゴ大会なども開催。さらにエントリー車両のなかから、会場とイベントの雰囲気にもっとも似合うクルマを、参加者および我々取材陣の投票で1台ずつ選ぶ「チッタ ミラマーレ・アワード」も執り行われ、その表彰式をもって、第1回の「チッタ ミラマーレ」は大団円を迎えることになった。

なお、この日の盛会ぶりを確認した主催者側および会場側でも、次回以降についても継続したいとする気運が一気に盛り上がったようで、きたる2026年3月22日(日)に「第2回チッタ ミラマーレ」が開催されることが閉会式にて発表された。

まだまだ新しいイベントゆえに、新しい試みもどんどん取り入れていきたいとのことなので、今後も期待したいところである。

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  • 武田公実(TAKEDA Hiromi)
  • 武田公実(TAKEDA Hiromi)
  • 1967年生まれ。かつてロールス・ロイス/ベントレー、フェラーリの日本総代理店だったコーンズ&カンパニー・リミテッド(現コーンズ・モーターズ)で営業・広報を務めたのちイタリアに渡る。帰国後は旧ブガッティ社日本事務所、都内のクラシックカー専門店などでの勤務を経て、2001年以降は自動車ライターおよび翻訳者として活動中。また「東京コンクール・デレガンス」「浅間ヒルクライム」などの自動車イベントでも立ち上げの段階から関与したほか、自動車博物館「ワクイミュージアム(埼玉県加須市)」では2008年の開館からキュレーションを担当している。
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