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ポルシェ「911GT3」がいきなりパンク! ミシュラン「パイロットスポーツ カップ2」の交換は総額47万円…還暦前オヤジの「タイヤ交換に泣く」哀愁編【役物911長期レポ】

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TEXT: 為出 元基(TAMEIDE Motoki)  PHOTO: 為出 元基(TAMEIDE Motoki)/MICHELIN

まずはデフォルト状態を知っとかないとで、パイロットスポーツ カップ2に

さて、もうひとつのPS4Sは、サーキット走行にも高いレベルで対応できるハイグリップタイヤで、高次元のウエット性能を確保しながらトレッド面に対する溝の割合を抑え、接地面積を最大限に確保。また、タイヤの外側と内側で2種類のコンパウンドを配分し、ドライ路面での外側の踏ん張りと、ウエット路面での内側の路面への食いつきを高めている、とミシュランのサイトには紹介されている。価格もPSC2よりも抑えられているし、PS4Sが筆者の使い方に合っていそうではある。

そういえば、以前にもお伝えしたが、GT3オーナー、特にサーキット派の中には、ハイスペックなアジアンタイヤをチョイスしている方もいる。価格は純正指定よりもかなり控えめで、走りまくる人にとってはコスパ的にグッドチョイスなわけだ。また、先日出会った991 GT3RSのオーナーはほとんどスリックタイヤな米国製タイヤを履いていた。タイヤの摩耗が激しいサーキットメインの方はそうなるんでしょうなぁ。ただ、ディーラーで車検や整備が受けられない、といった問題はある。

いろいろと悩んだが、まずは原点に帰る、デフォルトを知ることが大事ということで、ミシュランのPSC2に絞った。

ちなみに、PSC2はスーパーカー「カレラGT」用に開発されたタイヤがベースで、その後開発が繰り返され市販化されてきた。991後期GT3用PSC2は、991前期GT3に履かれていたN0からN1へとポルシェ用コード表記もアップデートされている。ちなみにPSC2には、その上を行く「R」も存在する。

当時の発表によると、このN1はミシュランとポルシェが2年半を費やし共同開発したとのこと。開発の過程で約350本のタイヤを試作し、テストを実施。テストはイタリアの「ナルド」をはじめ、ドイツ「ニュルブルクリンク」、フランスのクレルモン・フェラン近郊にあるミシュランの「ラドゥー・テストコース」など、多くのサーキットで集中的に行われたという。

「従来のN0と比べ、ラップタイムの向上のみならず、より高い操縦安定性とスポーティなハンドリング性能を実現し、公道での通常使用はもちろんのこと、厳しい条件下におけるサーキット走行でも、高い安全性を確保すると同時に高速で走る悦びを堪能できる」とリリースにはある。まあ、へっぽこドライバーの筆者には、この悦びが得られるのかはなんともだが、安全性が高いことはいいことだし、なによりマッチングがいいいことは間違いないだろう。

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