大人気の輸入SUVで個性とスタイルをアップするカスタム術
フォルクスワーゲン「T-Cross(ティークロス)」は2019年の本国デビューからわずか5年でグローバル累計販売台数が120万台を突破し、日本でも2020年~2022年の3年連続で輸入SUVの人気ナンバーワンに輝いた大ヒットモデルです。そんなT-Crossをさらにスタイリッシュにカスタムして個性もアピールする方法を、オーナーに聞いてみました。
KWのサスペンションでロースタンスと乗り心地を両立
フォルクスワーゲン「T-Cross」に乗る神田晋哉さんはスノーボードに足しげく通っているそうで、そのためにこのクルマを選んで購入している。そこでまずポイントになるのが車高だ。見た目にスタイリッシュさをアップさせるべく車高は下げたい。しかし、乗り心地は悪くしたくない。そこでVWとアウディの専門店「マニアックス」と相談して導入したサスペンションが、KWのV1だ。KWのストリートモデルは複筒式構造なこともあってフリクションが少なく、しなやかにストロークしてくれる。乗り心地が悪化しにくい一方でしっかりと車高を下げられることからチョイスした。
OZホイールのショップ専用モデルは純正ホイールボルト使用OK
組み合わせるホイールはOZ ラリーレーシングのマニアックス専用モデルで、スターグラファイトの専用色とロゴ入りなのがポイント。サイズは17×7.0J 35を前後に履く。マニアックスオリジナルなのは色だけではなく、その取り付け部分にもある。純正ホイールと同じ13R球面にしてあるので純正ホイールボルトが使えるのだ。わざわざホイールボルトを買い直す必要はないし、信頼性の高い純正ホイールボルトを使えるのは大きなメリットといえる。車高を下げた分、タイヤがやや内側に入ったとのことで、リアのみ5mmのスペーサーを追加している。
タイヤは205/55R17サイズで、スノボードへ出かけるシーンを見据えてミシュラン クロスクライメートを履く。オールシーズンタイヤのクロスクライメートは雪道に対応して走れるが、普段乗りはスタッドレスタイヤよりも高いグリップがあり、高速道路の巡航でも安心感が高い。
ルーフキャリアまで海外パーツで統一する
また、見た目にもだこわる。T-Crossのフォグランプには微妙にスモークの入ったフィルムを貼ることで、見た目を引き締めている。リアの下部にあるライトにもスモークフィルムを貼って統一感をもたらす。リアなどのガラスも一番濃色のフィルムを貼っている。それらのコーディネートによって、全体にシックで引き締まった印象を与えているのだ。
ほかにカスタム部分は、パドルシフトにエクステンションを取り付けており、ブルーミラーも装着している。
ちなみに神田さんの車庫には高さ制限があり、ルーフボックスは取り付けられないのでルーフキャリアを装着。こちらも全体に海外パーツで統一感を持たせるため、スーリーのキャリアをチョイス。KWのサス、OZのホイール、ミシュランのタイヤ、スーリーのキャリアと、いずれも輸入パーツで雰囲気を揃えているわけだ。
シーズン中は月1くらいのペースで長野、新潟や岐阜、富山までスノーボードを楽しみに行くという神田さん。そのときの心強くかっこいい相棒がT-Crossなのだ。
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)
























































