「EX90」はまるで「車輪の上に乗ったコンピューター」ボルボ電動化の先駆けとなるBEVは7人乗りSUVで登場! (2/2ページ)

Googleがメインとなる

 インテリアは14.5インチの縦型センタースクリーンに主要な操作などの機能を集約させ、すっきりしたデザインとなっている。

 ここでも最新技術が活躍しており、車載スクリーンやヘッドアップディスプレイなどに最先端3Dツールなどを採用、ディスプレイは適切なタイミングで精査した情報を提供することで道路から目を離さないようにサポートしてくれる。

 通信システムは5Gを使用、インフォテイメントシステムはGoogleが用いられており、Googleアシスタントによるハンズフリー支援、Googleマップのナビ、Google Playのお気に入りアプリなど、アプリやサービスが組み込まれている。

 また、立体音響技術であるドルビーアトモス、Bowers & Wilkinsオーディオシステム、スマートフォンをキーとしたフォンキーテクノロジーなども備わった。そして、それらはクライメイト・ニュートラルを実現すべく天然素材や責任ある方法で調達された素材を用いた、快適でエレガントなスカンジナビアンデザインの室内に用いられている。

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ボルボのBEV第1弾「EX90」

 シャシーも新開発されており、EX90では約15%の再生スチール、約25%の再生アルミニウムを使用。クルマに使用されるプラスチック全体の約15%に相当する、48kgの再生プラスチックとバイオベース材料が使用されており、ボルボのクルマでは最高レベルとなる。

 生産は2023年から生産開始予定となっており、グローバルモデルとして、まずはアメリカで生産。次いで中国でも生産される予定となっている。

AMWのミカタ
 2011年に日本での販売台数が1万台を超えたボルボ。デザインが洗練されたことや、ドイツプレミアムブランドに比べてバリューあるプライスなどがその要因と思われるが、エリアとしては都市部がメイン。これを裏付けるようにディーラーも集中している。都市部では、郊外の一軒家に住むオーナーだけでなく、マンションに住まうオーナーも相当数にのぼるのは想像に難くない。ここで問題になるのは、2030年以降に完全にBEVモデルのみになったときだ。マンションの機械式駐車場などでは、充電の問題もありBEVは現実的ではない。ボルボが今後も日本での販売をキープするには、都市部だけでなく地方での販売がキーとなるであろう。