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「グランツーリスモ」に「ツアラーV」の車名は? 「グレード名」が際立つクルマに共通している法則とは

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TEXT: 近藤暁史(KONDO Akifumi)  PHOTO: トヨタ自動車/日産自動車/AUTO MESSE WEB

  • APEXのグレード名

  • AE86トレノ
  • 歴代MINI
  • APEXのグレード名

車名よりも有名になるような名グレードは多数

 クルマにはグレード名があるのが一般的だ。最近はあまりないが、なかには車名よりもグレード名のほうがお馴染みの車種があり、通称や愛称として、クルマ好きの間で使われることがある。場合によっては、グレード名が出てきても車名が出てこないこともあったりして。今回は個性強めのグレード名を集めてみた。

グランツーリスモ(日産セドリック/グロリア)

 さらに縮めて「グランツ」と呼ばれることも。ゲームの名前ではなく、日産の「セドリック」と「グロリア」に設定されたグレードのこと。セドリックでは7代目となるY31で初めて設定された。一番強烈だったのはY32で、丸目4灯のいかつい顔がトレードマークだった。グランツとは呼んでも、セドリックかグロリアかはあまり関心はなかった。

ツアラーV(トヨタ マークII/チェイサー/クレスタ)

 グランツーリスモと似た扱いが、トヨタの「ツアラーV」だろう。JZX90系「マークII」3兄弟でスポーツグレードの名前として付けられ、JZX100系ではMTの設定もあったことから、独自路線を歩んで人気に。ドリフト車両のベースとしても根強い人気を誇る。兄弟車であるマークIIや「クレスタ」にもラインアップされていたが、「チェイサー」のほうが浸透度は上だろう。

APEX(トヨタ カローラレビン/スプリンター トレノ)

 同じ名前のチューニングパーツメーカーもあったが、「レビン」と「トレノ」の「GT-APEX」は上級グレードとして人気があった。設定されていたのは4代目のいわゆるハチロク(AE86)からトイチと呼ばれた6代目(AE101)だった。

AE86トレノ

GTI-R(日産パルサー)

 プアマンズGT-Rなどとも呼ばれていたが、大量のバルジなど、別格の風格だったのが「パルサー」に設定されていた「GTI-R」。WRC参戦を目的に開発されたグレードだった。ちなみにその下のスポーツグレードは「GTI」だった。

GT-R(日産スカイライン)

 車名よりも馴染みがあるのはRが付くクルマに多かったりする。今更ながら日産「スカイライン」に設定されていた「GT-R」はいい例で、結局現行型のR35ではスカイラインの名が取れてしまったほど。

タイプR(ホンダ シビック/インテグラ/NSX)

 こちらは言わずと知れたホンダのスポーツグレード。使うときは車名を付けるが、まずは「タイプR」と呼ぶこともあるほどの別格ぶり。その昔は「SiR」がホットグレードで人気だった。

ミニ クーパー

 厳密に言えば「ミニ」という車名とセットだが、BMWに移行する前のミニならなんでも「ミニクーパー」と呼んでいた時代があった。小型の三輪トラックをなんでも「ミゼット」と呼ぶパターンに似ている。

歴代MINI* * *

 以上、車名よりもグレード名の方が際立つクルマを7モデル紹介した。これらのクルマに共通しているのは、スポーツ色が強かったりスタンダートモデルに比べてハイスペックであることだろう。

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