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「コロナ」に「チェリー」に「プレリュード」の趣味車三昧! 若いころ憧れたクルマを還暦すぎてから満喫しています

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典

3カ月前にトヨペット コロナ1800SLを買ったばかりの70歳オーナー

群馬県の道の駅 まえばし赤城にて2023年5月28日に開催された「前橋クラシックカーフェスティバル」(主催:伊香保おもちゃと人形自動車博物館)には、約250台ものさまざまなクルマが参加。今回は、3カ月ほど前に購入したばかりの1973年式の「トヨペット コロナ1800SL」に乗ってきたオーナーに直撃してみました。

コロナは2ドアハードトップがお気に入り

「時が経つのは早いもので、もう45年ぐらい前の話になりますが、現在もヨタハチの愛称で熱心なファンから親しまれているトヨタ スポーツ800が欲しかったんですよ。いま思うとラッキーな話なのですが、若い頃に住んでいた自宅の近くにヨタハチを所有している人がいたので、毎晩、こっそり見に行っていました。ちょうど結婚したばかりで趣味車を買うための軍資金がまったく無かったので、残念ながら最愛のヨタハチを買えませんでしたね」

悔しそうな顔でそのように話してくれたベテランドライバーの鈴木さんは現在70歳だ。

「コロナは1973年式なので、今年で50歳ですね。グレードは1800SLではなく、本当はDOHCエンジンを採用しているスポーティな2000GTが欲しかったのですが、いい個体と巡り会うことができませんでした。私のコロナはボディが2ドアハードトップである点がお気に入りポイントで、1800SLは値段が手頃だったので買いました。いま、走行距離は5万1989kmです」

初代チェリーと初代プレリュードも持つ3台体制

以前から旧いクルマのことが好きだったらしく、鈴木さんの兄が若い頃に乗っていたホンダ「1300クーペ」の加速が驚くほどよくて、その痛快な走りが自動車趣味人になる原体験になったのだという。

「じつはコロナが初めて買った旧車ではなく、8年ぐらい前に日産チェリー1000DXクーペを購入しました。このクルマは手放すことなく、いまでも所有しています。チェリーも1973年式なので、今年で50歳です。そして、1978年にデビューしたホンダの初代プレリュードを3年ぐらい前に買いました。2ドアのノッチバッククーペというスタイルがお気に入りです。こちらも、まだわが家にあります。先日、チェリーで新潟まで行ってきましたが、排気量が1000ccなので燃費がいいですね。コロナは、あまりよくないです」

ここ最近はプレリュードに乗る機会は少ないらしく、ともに50歳のチェリーとコロナで旧車系のイベントに参加しているそうだ。次回はプレリュードかチェリーをまたどこかのイベントで拝見させていただくのを楽しみにしていよう。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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