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【実録】充電スタンドがトラックに塞がれて使えない!? スバルのEV「ソルテラ」で東京~大分・往復2175キロを長旅レポート【往路・前編】

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TEXT: 雪岡直樹(YUKIOKA Naoki)  PHOTO: 雪岡直樹(YUKIOKA Naoki)

  • 新宿を水曜16時に出発した時は走行可能距離が85%・349km
  • 休憩しながら大分を目指す。もちろんエアコンは常にオンで身体的にも無理をしない
  • 浜松SAに19時に到着した際は走行可能距離が18%・77km
  • 150kW充電器のおかげで30分で79%・325kmまで復帰
  • 浜松SAには150kW充電器2口と90kW充電器6口(写真)がある
  • 充電量は40,992kWhと、さすが150kWという充電ができた
  • 浜松SAでは79%・325kmまで復帰した
  • 草津PAで、幸い90kWの入口は塞がれていなかったが、トラックの影に隠れて入口がわかりにくくなっていた
  • 草津PAで、幸い90kWの入口は塞がれていなかったが、トラックの影に隠れて入口がわかりにくくなっていた
  • 草津PA到着時の走行可能距離は25%・103km
  • 90kW充電器で30分33.6kWh分の充電を行うと、走行可能距離は76%・305kmとなった
  • 木曜の午前1時すぎに龍野西で降りて一般道を走ることにした
  • この時点で走行可能距離が30%・122km
  • 岡山市内の日産ディーラーに着いた時は走行可能距離は7%・33kmとかなりギリギリ
  • 再び山陽道に乗り直し当初目指していた吉備SAにすぐに到着
  • この時点で走行可能距離は61%・241km。ここで仮眠をとることにした
  • スバル ソルテラで水曜16時に新宿を出発して九州を目指す
  • 浜松SAに19時に到着した際は走行可能距離が18%・77km
  • 岡山の日産ディーラーは90kW充電器のため30分で35.8kWh充電できた
  • 草津PAでは到着したのが23時すぎということもあり、トラックが駐車枠からあふれて、50kW充電器の入口を塞いでいた

スバル ソルテラのオーナーとなったカメラマンが九州まで長旅してみた

2023年6月にスバルのBEV「ソルテラ」が納車された筆者。以前にソルテラで東京~仙台往復を行い、東北地方は充電設備がそれほど充実しておらず往復が大変だった、という東北充電紀行を掲載しましたが、今度は九州・大分に行ってみました。想定はしていましたが、それなりに大変だった往路編その1をお伝えします。

2023年9月に納車されたソルテラで、仙台の次に目指すは大分・オートポリス

電気自動車(BEV・バッテリーEV)は短距離専用、と思われがちだが、長距離だって行ける。そんなことを実証したく、2023年9月にスーパーGTが開催された宮城県のスポーツランドSUGOと仙台へ行ってみた。東北自動車道のSA/PAに急速充電器はあるけれど、設置間隔が長い場合や急速充電の出力がそれほど高くなく、思った以上に充電できず苦労したことは以前お伝えした通りだ。

その記事は思った以上に反響があり、次のレース取材の現場で多くの同業カメラマンやジャーナリストに「BEVは大変だね」と声をかけられた。たしかに大変だが、1回経験すると次はもう少し苦労しない方法を考えてみようと思うもの。

東京~スポーツランドSUGOは片道350km程度。うまく充電器を繋いで行けば1~2回の充電&休憩で行けることは分かったので、次回はもっと簡単に行けるだろう。

さて次なる目標は、スーパーGTでも東京から最長距離となる大分県のオートポリスだ。

普通にオートポリスへ取材に行く場合、ほとんどの関東圏の人は羽田から飛行機に乗り熊本まで飛び、レンタカーを借りて移動する、というのが基本的だ。関西圏のカメラマンの皆さんも伊丹や関空から熊本へ飛んでくるのが普通のようだ。

東京・新宿から大分と熊本の県境にあるオートポリスだと片道で約1200kmある。それを走って行こうと思うのは、はっきり言って酔狂な考えだ。

と言いつつもじつは何回もオートポリスまで自走で行っている。スーパーGT、スーパー耐久、TGR GR86/BRZ Cupと最低でも年に3回はオートポリスに行くが、毎回自走で行っているし、それを何年もやっている。

大量の荷物を抱えていくなら飛行機よりもフル自走の方がラク(?)

オートポリスは山の上にあることで気候が変わりやすく、気温変動も大きくてサーキットだけ雨ということも普通にある。

ということで、心配性の自分は天気予報は晴れで絶対雨は降らない、と言っていてもレインウェアは持っていくしレイン用の靴やカメラカバーも忘れない。暑くて汗をかいた場合の着替え、寒くなったときの防寒具。ピットレーン取材で必要な耐火服とヘルメット。あれもあった方が良いよな……と考えていくと荷物が多くなってしまう。それに日数分の着替えと撮影機材もプラスされるのは言うまでもない。

それらの大荷物を持って羽田空港まで電車で行くのは困難を極める。自分の体調的にも体に病気を患っていることもあり、途中で複数回トイレに行くことも想像できる。大荷物を持って駅のトイレに入るのは想像以上に大変なのだ。

結果クルマで羽田空港に行くことになるが、羽田空港に4泊5日程度駐車するとそれなりの金額になってしまう。クルマの盗難や傷つきなども不安だ。

ならば荷物を気にせず、クルマの盗難も気にしないで良い自走でオートポリスまで行く、という考えに自然となったわけだ。同業のカメラマンの皆さんは飛行機で来ているわけだから、皆さんパッキングがうまいなと毎回感心するばかりだ。

いつもより時間にかなり余裕をもって新宿をスタート

そんなこんなで自走でオートポリスに行くのに、毎回24時間計算で行くようにしている。これは2~3時間に1回はトイレ休憩することやご飯休憩やお風呂など、さらに仮眠をしっかり取り、無理せず行くためだ。

1200kmならば時速100km/hで走り続ければ12時間だがそんなに簡単ではない。新東名は120km/h区間があるが、山陽道はほぼ全線で80km/hが続く。夜間に走ったところでトラックを追い抜きながらでは時間もかかる。

新宿~博多を結ぶキングオブ夜行バスで有名な博多号でも14時間程度かけて走っている。夜行バスは2人の乗務員で運行され、1人の運転手が寝ている時でももう1人の運転手が走らせているためその程度の時間で到着できる。しかし自分のように1人で走る場合は寝ている間に進むことはできないので、必然的に仮眠の時間分止まっているので全体的に進みが遅くなる。

タイミングをうまく合わせて、東名高速の足柄SAや、伊勢湾岸道路の刈谷ハイウェイオアシスで温泉に入ってさっぱり、などもしていると時間もかかるが、むしろその時間も含めて24時間かけて行くようにしている部分もある。

ということで金曜日お昼ごろに行われるレーシングカー搬入時間にあわせるように、水曜深夜か木曜早朝に東京を出発し、決して無理はしないスケジュールにしている。

今回はBEVで行くということもあり、充電時間も考慮して早めに出発することにし、水曜日の16時に東京・新宿を出発することにした。

早すぎるとは思ったが、初めての挑戦のため途中で何が起きるかわからない。充電で苦戦するかもしれない。事前に調べた感じでは山陽道方面は充電器が少なそうな雰囲気だ。

なにより、オートポリスに向かう2023年10月は山陽道の赤穂でトンネル火災の復旧作業のため、トンネル区間を含む通行止めが行われており、一般道へ降りるか中国道へ迂回する措置が必要となる。これだけでも普通に走るより時間がかかるのが分かっているので、早めに出発したわけだ(2023年12月に無事復旧開通した)。

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