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圧巻!! 横浜赤レンガ倉庫に「ロールス・ロイス」と「ベントレー」が歴代40台集結! 豪華すぎるミーティングは観光客からも注目の的でした

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TEXT: 武田公実(TAKEDA Hiromi)  PHOTO: 武田公実(TAKEDA Hiromi)

極寒なれど盛況! 40台のR-R/ベントレーが赤レンガ倉庫に集結

横浜赤レンガ倉庫に会場を移して以来の「ロールス・ロイス&ベントレー・デイ」は、例年11月23日の「勤労感謝の日」を開催日として20年以上の歴史を重ねてきた。ところが、会場側の都合により昨2024年11月23日は会場を借りることができず、その代替えとして2025年1月5日に開かれることになったという。

スケジュールが大きく変更されたこと、あるいは多くのメンバーにとっても新春・松の内の忙しい時期で、しかも天気が良くとも極寒が予想されることから、土田 誠会長をはじめとする運営チームでは、もしかしたらエントリー台数も20台くらいに留まってしまうのでは……? と覚悟していたという。

ところが、当日朝に赤レンガ倉庫を訪ねてみると、1920年代からちょうど1世紀後に至る各世代のロールス・ロイスおよびベントレーが合わせて40台。そしてオーナーであるクラブメンバーたちが、関東一円のみならず東海地方や関西からも集結していたのだ。

参加車両について、とくに今回はベントレー勢が豊作で、旧くは1928年ル・マン24時間レース優勝車そのものである「4 1/2 Litre オールド・マザー・ガン」を筆頭に、第二次大戦後のモデルでも「Mk-VI/Rタイプ」サルーンとその改造版ホットロッド「ハルス・スペシャル」に至るまで4台が並べられた。

また、1950~1960年代の至宝「Sタイプ コンチネンタル」も「H.Jマリナー」ボディの2台と「パークウォード」ボディの1台がズラリと勢ぞろい。さらに1990年代の「コンチネンタルR」では特装モデルの「マリナー」と「400」の2台が並ぶという、ベントレーファン垂涎の光景が展開されることになった。

そして、開催日がイレギュラーなお正月休み中になったことの副産物か、会場にはクラブメンバー以外にもベテランから若手に至る各方面の自動車エンスージアストの面々が、年始のご挨拶も兼ねて続々とイベント会場を来訪。さらには、横浜赤レンガ倉庫を訪れる世界各国からの観光客も合わせて、図らずも大盛況のミーティングとなったのである。

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  • 武田公実(TAKEDA Hiromi)
  • 武田公実(TAKEDA Hiromi)
  • 1967年生まれ。かつてロールス・ロイス/ベントレー、フェラーリの日本総代理店だったコーンズ&カンパニー・リミテッド(現コーンズ・モーターズ)で営業・広報を務めたのちイタリアに渡る。帰国後は旧ブガッティ社日本事務所、都内のクラシックカー専門店などでの勤務を経て、2001年以降は自動車ライターおよび翻訳者として活動中。また「東京コンクール・デレガンス」「浅間ヒルクライム」などの自動車イベントでも立ち上げの段階から関与したほか、自動車博物館「ワクイミュージアム(埼玉県加須市)」では2008年の開館からキュレーションを担当している。
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