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雪の少なさが心配された「北海道ブリザードラリー」が開催! タイのアジアクロスカントリーラリー参戦チームもトヨタ「ハイラックス」で走った!

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)

パドックを覆っていた雪もラリー終了時には消えているコンディション

XCRスプリントカップ北海道シリーズは、XC-1クラスが車両重量による区分を行わないXC車両。XC-2クラスはカタログ表示の車両重量が 2000kgを超えるXC車両、および気筒容積2000ccを超えるSUV車両。XC-3クラスはカタログ表示の車両重量2000kg以下のXC車両、および気筒容積2000cc以下のSUV車両(過給装置付エンジンは元の排気量の1.7倍のクラスに組み入れられます)。

今回のSSとして設定された新千歳モーターランド内のコースでは、コース上にまんべんなく雪があるわけではないため、前日の練習走行後に雪をコースに持ってくる作業が続いていました。また場外のKASUGA SSは朝のレッキまでは雪が残っていても、午後の本番ではアスファルトむき出しになるのでは? と噂されていました。実際に雪で覆われていたパドックもラリー終了時点ではほぼアスファルトがむき出しとなってしまっていました。

全SS合わせて6.86kmという短い競技区間でありますが、現在2022年からXCRスプリントカップ北海道3連覇中の番場選手が、今回スノーラリーは3年ぶりだったということですが、全SSでトップタイムをマークして好スタートを切ることとなりました。2位には、タイから多くの関係者を引き連れ、冬の日本も堪能しつつこのレースに参戦したマナ選手が30秒遅れの2位に入りました。

No.37トライバル ジムニーJB64 ラリーがクラス優勝

XC-3クラスではNo.37トライバル ジムニーJB64 ラリー(奈良 裕・花田圭一組/8分46秒0)がクラス優勝。2位に藤野組、3位にロッキーの相原組が入る結果となりました。2位の藤野選手は次のようにコメント。

「D1はもちろん、こちらにもしっかり注力してこれからも挑戦を続けていきたい」

 

XCRスプリントカップの第2戦は、2週間後の2月16日に開催の「第39回 EZO ENDLESS RALLY」となります。その後は5カ月もの間隔があきますが7月4日~6日に行われる「2025 ARK ラリー・カムイ」、そして9月5日~7日「RALLY HOKKAIDO」、第5戦は9月20日~21日「RALLY EAST-IBURI 2025」、そして最終戦の第6戦(10月11日~12日)の「とかち2025」というスケジュールとなっています。

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  • 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)
  • 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)
  • 1969年生まれ。美術大学で日本画を学んだ後に、編集プロダクション数社を経てフリーランスライター&フォトグラファーに。編集者時代にかかわってきたモータースポーツ取材を続け、現在も2輪4輪問わず国内外のサーキットやラリーシーンを取材している。日本モータースポーツ記者会会員。
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