青木拓磨選手もジムニーで参加
2025年のラリーシーズンの幕開けとなるJAF北海道地区ラリー選手権第1戦「北海道ブリザードラリー」が2025年2月2日(日)に開催されました。このJMRC北海道TEINラリーシリーズ・クローズド部門では、AXCR(アジアクロスカントリーラリー)で優勝経験のある青木拓磨選手もジムニーで参加しました。
計6本のSSで競技
「北海道ブリザードラリー」当日の2025年2月2日は首都圏では雪の予報が出されていましたが、2025年の北海道、それも札幌周辺は50年に一度というレベルの雪不足。
「ここまで雪が少ないのは初めてのこと」
とスタッフが語るほどに雪の少ない日が続いていました。この北海道地区の開幕戦もその雪が少ない中でのラリーで、ブリザードとは真逆の3月上旬に近いポカポカな陽射しの下で、シーズンの開幕となる1戦はスタートとなりました。
北海道ブリザードラリーは北海道千歳市の新千歳モーターランド周辺で開催。JAF北海道地区ラリー選手権クラス/JMRC北海道TEINラリーシリーズチャンピオンクラスに26台、同ジュニアクラスには2台がエントリー。併催となるXCRスプリントカップには10台、ラリー競技参戦への敷居を低くしたMRC北海道スノーチャレンジカップ(クローズド部門)に14台が参戦することになりました。
コースは、新千歳モーターランド内の特設コースが2本(東コースとジムカーナコース)×2回、そして午後には安平町の春日幹線に設けられたSSを2回走行する、計6本のSSでの競技となります(クローズド部門は新千歳モーターランド内のSSのみ)。
北海道ブリザードラリーの中でもXCRスプリントカップは非常に幅広い顔ぶれとなりました。XC-2クラスに昨年から継続して参戦するクスコの2台のトヨタ「ハイラックス」には、番場 彬/梅本まどか組(No.30 CUSCO YHジオランダーHILUX)と、以前ここでも紹介した現役大学生ドライバー羽根田 琴選手が藤田めぐみ選手と組んで走ります(No.34 CUSCO DUNLOP HILUX)。
AXCRに参戦したトヨタ ハイラックスも参戦
そしてTGRタイランドからアジアクロスカントリーラリーに参戦をし、2024年大会で優勝しているMana Pornsiricherd/Kittisak Klinchan組(No.32 TOYOTA HILUX FAST FORWARD)、同じくAXCRに参戦していたArunpong Sririt/Wichai Wattanawisuth組(No.33 TOYOTA HILUX FAST FORWARD)がFAST FORWARD SPORTからトヨタ ハイラックスで参戦しました。
XC-3クラスには、相原泰祐/上原あずみ組がD-SPORT Racingからダイハツ「ロッキー」で参戦。またD1GPで2017年と2023年にタイトルを獲得している藤野秀之がスズキ「ジムニーシエラ」(No.36 WISTERIA TY ジムニーシエラ/コ・ドラは玉城詩奈選手)で参戦。
またXCRスプリントカップではないですが、JMRC北海道TEINラリーシリーズ・クローズド部門では、AXCRで優勝経験のある青木拓磨もジムニー(No.44 GEOLANDAR APIOジムニーJB64/コ・ドラは間野目聖子選手)でこのスノーラリーに初挑戦をすることとなり、2023年と2024年のAXCRのチャンピオン2名が揃った1日となりました。






















































