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国産中古スポーツカー値上がりトップ5! 日産R34型「スカイラインGT-R」が3年間で777万円も値上がりした

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TEXT: 萩原文博(HAGIHARA Fumihiro)  PHOTO: TOYOTA/NISSAN/HONDA/MAZDA/萩原文博(HAGIHARA Fumihiro)

第4位 マツダFD3S型「RX-7」 値上がり率:126%

マツダFD3S型「RX-7」が値上がり率126%で第4位となった。かつては100万円以下の中古車がゴロゴロとしていたのだが、ロータリーエンジンを搭載したピュアスポーツカーという価値がグッと高まったようで、中古車の平均価格は2022年当時の462万6000円から現在は583万6000円と121万円も値上がりしている。中古車の価格帯を見ても最低価格は269万円から350万円へ上昇。

中古車の最低価格が新車時価格と変わらないレベルとなり、高コンディション車は1000万円オーバーとなっている。懸念材料は値上がりよりも、中古車の流通台数だ。3年前は118台流通していたが、現在は69台と半減。いつかはFD3S型RX-7に乗りたいと思っている人は、流通台数が多いうちにアクションを起こしたい。

第5位ホンダNSX(初代) 値上がり率:124.2%

1990年に登場したジャパニーズスーパースポーツカーのホンダ初代「NSX」が値上がり率124.2%で、第5位にランクインした。中古車の平均価格は2022年の時点では888万2000円だったが、現在は1103万7000円と215万5000円アップの1000万円超えをしている。中古車の価格帯は3年前が589万9000円~1788万8000円だったが、現在は688万~5900万円と高コンディション車の価格の上昇が著しい。これがタイプRとなるとさらに高くなるので、手が届かない存在と言える。ただし、流通台数は減少傾向とはいえ、まだ54台もあるので、手に入れられるチャンスは残っている。

上位5台はいずれも1990年代を代表するスポーツカーだったが、次点は軽オープンカーのスズキ「カプチーノ」だった。555万円という高コンディション車も出まわっていて、中古車の平均価格は3年前の102万4000円から現在は114万6000円と12万2000円アップ。価格帯が低いため、値上がり率は大きくなる。

今回ランクインしたのはスポーツカーばかりだが、そろそろ頭打ちになりつつあるので、今後はどのようなクルマが値上がりするか予想するのが難しい状況だ。

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