クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CAR
  • 「R35GT-R」中古車価格に異状あり!! 下げ止まりから高騰に一転! いま買うべきベストモデルは?
CAR
share:

「R35GT-R」中古車価格に異状あり!! 下げ止まりから高騰に一転! いま買うべきベストモデルは?

投稿日:

TEXT: 山崎真一(YAMAZAKI Shinichi)  PHOTO: 池之平昌信/大西 靖/Auto Messe Web編集部

「とりあえずGT-Rに乗りたい」のなら
900万円前後の’14〜’15年式が狙い目

 バイヤーズガイド的な話をするならば、まず、R35に何を求めているかによってベストは変わります。「とりあえずGT-Rに乗りたいけれど、なるべく予算も抑えてトラブルが少ないクルマがいい」のであれば900万円前後で2014年〜2015年モデルを選ぶのがベストでしょう。メカニズムは完成の域に達しており、2013年までのモデルと比較すると乗り心地も良く、普段使いも難なくこなせる乗り味の良さを持ち合わせています。馬力も550psと初期型と比べて70psもアップしていますし、社外パーツも豊富に用意されているので、好みに合わせていかようにも仕立てられます。2014年式R35GT-Rブラックエディションの走り

 基本グレードはスタンダードなピュアエディション(以下ピュア)、スポーティなブラックエディション(以下ブラック)、豪華装備のプレミアムエディション(以下プレミアム)が用意されているのですが、中古車では選べるほどタマ数がありません。ピュアでも基本装備は整っていますから不満に感じることはないはずです。強いて挙げるなら、あって便利なバックモニターはピュアのみオプションですので、確認しておくと良いでしょう。 

「少しでも新車に近いR35」が欲しいなら
1500万円で後期型の2万km以下を狙う!

 また、この価格、年式で選ぶなら整備がしっかり行われてきたかも重要なポイントです。GT-R初心者ならば履歴が残っていないクルマは敬遠しておく方が無難です。

「いつまでも古さを感じさせないR35を所有したい」のなら現状は後期型と呼ばれる2017年モデル以降のプレミアムかブラックで決まりです。ピュアは後期型から装備された可変バルブ式のチタンマフラーではなく、それ以前のモデルと同じステンレスマフラーとなりますので、売却のことまで考えるならあえて選ぶ理由はありません。

 走行距離を気にしないのであれば1300万円以下(5万km前後、GT-Rは各部の耐久性も髙いのでオススメです)でも選べますが、少しでも新車に近いものを望まれるなら2018年式/1500万円前後/2万km以下の条件を目安に探しましょう。上を見ればキリはありませんが、1500万円でも新車よりも250万円以上高いのです。現在の強気の相場ではこのあたりが落としどころだと思います。

* * *

 前述したとおり、しばらく相場は上昇傾向が予想されますが、今後1年以内に一旦価格が落ちる可能性があると個人的には見ています。ただ、これは世界の社会情勢にも左右されると思いますので、「買うのをそこまで焦っていない」方はしばらく動向を注視するのもありかもしれません。

12
  • R35GT-RプレミアムエディションT-specの走り
  • 2017年式R35GT-Rプレミアムエディション
  • 2014年式R35GT-Rブラックエディションの走り
すべて表示

 

 

 

 

 

ranking

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

ranking

AMW SPECIAL CONTENTS