OAM2024のWALDブースから注目のデモカー2台をピックアップ

エアロパーツやアルミホイールを手がける老舗ブランドのひとつWALD（ヴァルド）は、大阪オートメッセ（OAM）2024の中でもひときわ目立つブースを展開していました。大胆なカスタムが施された注目のデモカーを紹介します。

大胆オーバーフェンダーのメルセデス・ベンツGLSは大人のカスタム

往年のVIPカーユーザーにとってはよく知られるブランドであると同時に、自動車メーカーの純正オプションとしてエアロパーツなどが採用されるほどハイクオリティなアイテムをリリースしていることでも知られるWALD。2024年のOAMではレクサス「LX」や「RX」、トヨタ「ランドクルーザー300」、「アルファード／ヴェルファイア」など、人気の高級車をズラリと展示した。

その中でも注目度が高かったのが、国内のエアロメーカーとしては珍しいメルセデス・ベンツ「GLS」用のアイテムをまとったデモカーだ。

スポーティな意匠を持つAMGライン用にデザインされたエアロパーツは、フロントスポイラー、リアスカート、オーバーフェンダー、リアウイング、ダクトカバーという構成。まるで純正のような自然なデザインの中にも、ノーマルとはひと味違うテイストが盛り込まれており、まさに大人のカスタマイズカーといった出で立ちだ。

それでいてじつは片側20mmワイドとなったオーバーフェンダーの中には、WALDのGENUINE LINE MB-001ホイールの24インチ×10Jという圧巻のサイズが収められていた。しかも、さらにスペーサーをプラスしているというから驚きである。

往年の名車セリカXXに新作エアロとホイールを装着

このようにしっとりとしたラグジュアリーモデルにピッタリのアイテムを用意している一方で、「WALD Classics」として、同じくエアロメーカーのスピードフォルムとタッグを組んだブランドもリリース。

会場にはA60系のトヨタ「セリカXX」が展示され、同ブランドのフロントスポイラーやオーバーフェンダー、そしてオクトパスレーシングと名付けられた旧車にベストマッチな変則8スポークのアルミホイールが装着されていた。

旧車が持つクラシカルな雰囲気はそのままにスピード感を演出するスタイルとなっており、今後のバリエーション展開などはまだ未定とのことだが、他の旧車モデルにも横展開されることを期待せずにはいられない仕上がりとなっていた。