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国際モーターショープレスカンファレンスは早々にイタリア時間で開始が遅れて大慌て【みどり独乙通信】

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TEXT: 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)  PHOTO: 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)

  • オープンスペースでは昼前ごろから一般来場者とプレス関係者が多く行き交いました
  • IAA2025会場内のショップでは、各ブランドグッズが人気です
  • 車両が侵入できないように頑丈なポールやブロックが設置されています
  • オープンスペースに設えられたポルシェのブランドスタンドでは、屋根と一体化した巨大なポルシェクレストが見所でした
  • ポルシェは新型EVのマカン4、タイカンGTS、カイエンEハイブリッド・ブラックエディションを披露
  • ポルシェブースのユニークな911キャラクターボード
  • アウディブースではコンセプトCが主役でしたが、BMWがそうであるようにエモーショナルなレジェンドモデルも展示
  • オープンスペースのメルセデス・ベンツブースは巨大なメルセデスグリルを取り入れた建造物が度肝を抜きました
  • オーロラをイメージしたメルセデス・マイバッハSL680の美しさにはうっとりですね
  • 美しいフォルムのメルセデスAMG GTの新型モデル
  • メルセデス・ベンツブースでのプレスカンファレンスから
  • メルセデス・ベンツのプレスカンファレンスで新型GLC EQに採用の新しいアイコンとなる光るグリルを解説
  • デジタルインテリアのエレガントな完全電動自動車のメルセデス・ベンツCLAシューティングブレークの新型です
  • EVスポーツカーの未来の大胆な提案となったコンセプトAMG GT XX
  • リアウインドウレスのエアロダイナミクスを追求したフォルムで地球一周は1週間ちょっとで達成だそうです
  • 新型GLCのプラットフォームを展示
  • メルセデス・ベンツGLCは印象的なイルミネーション付きグリルが特徴
  • こちらは限定販売モデルのメルセデスAMG CLE53クーぺMANUFAKTUR Edition。やはりメルセデスってクーペ作りが上手ですね
  • EQシリーズの最上位モデルとなるメルセデス・ベンツEQS580 4MATICです
  • 魅力的なティンダヤ・ショーカーを展示したクプラの意欲的な展示ブース
  • バットモービルと呼ばれるクプラ・ティンダヤのショーカーはドラマチックな外観が特徴
  • オープンスペースで展開されたIAA2025のBMWブース
  • BMWブースの主役はiX3。縦グリルが異彩を放っていました
  • BMWブースではチャージシステムの展示も
  • オープンスペースでのBMWブースは、やや控えめ?地元なのに、と思いました
  • 一般公開での来場者を迎えるためにブース敷地内で標識による動線案内が建てられていました
  • 新型ジョン・クーパー・ワークスを展示したミニ・ブース
  • オープンスペースでのBMWブースに建てられた巨大なタワー
  • 場内警備に多数の警官が配備されたIAA2025
  • 頼もしいドイツ警察の警官。スマートでカッコいいですね
  • パトカーが行き交うミュンヘン市内です
  • 今年度のメルセデス・ベンツブースの主役が新型GLC EQ。489ps、航続距離700kmです
  • 今年で3回目のミュンヘン開催となったIAAモビリティ

地元のクルマ好きや観光客の期待感あふれる一般公開初日

ドイツ・フランクフルトで長年開催されていた国際モーターショーのIAA6年前に、モータージャーナリスト・池ノ内みどりさんの地元ミュンヘンに移転しました。自動車だけではなく自転車や公共交通機関など、さまざまな「モビリティ」に焦点を当てて新たなモーターショーへとカタチを変えて開催となりました。初日はメッセ会場で開催されたプレスデーに参加してクタクタの池ノ内さん。2日目はママチャリでオープンスペース会場へ。プレスカンファレンス参加の予定が……。

アウディ~メルセデスの午前巡回の予定がまさかの逆転

一般公開初日の時間は少し遅めですが、朝8時半からアウディ、9時半からのメルセデスベンツのメディアカンファレンスに向かいました。

アウディは8時半開場のハズがいつまで経っても開場せず結局9時に。少し会場が離れているメルセデスの会場の受付まで急がないと! メルセデスでは事前予約制のメディア用ガイドツアー形式の発表会に申し込んでいたのですが、朝イチのグループに割り振られてしまったのでそちらを優先することに。アウディは9時にパスを貰って一瞬チラっと見て退散。後でまた戻って来ることにしました。

メルセデスのガイドツアーに参加していると、7年落ちのクルマを愛用している身としては、最近のハイテクなクルマには疎いものでどれもこれもが目から鱗です。自動車評論家の方々なら日々、最新車両を試乗しているでしょうが、私にはそんな機会はなかなかありませんのですべてを楽しませて頂きました。

さて、お次はBMWへ行こうかしら、なんて思ったら、オープンスペース初日の一般公開は12時からということ。どこもかしこもそれを待つ人々であふれ返っていました。各国のメディア関係者だけではなく、地元の方や観光客の期待感が伝わってきます。

ミュンヘン会場の屋外広場活用で際立つ各メーカーのキャラも楽しみ

モーターショーの楽しみは最新モデルはもちろんのこと、ブースのディスプレイや展示品、ショップなど、見どころがたくさんありますよね。以前にフランクフルトのメッセで開催されていた際には屋内でしたので、ブースのレイアウトにも限りがありました。しかし、ミュンヘン開催になってからは市内屋外広場での開催ですから、各自動車メーカーのキャラクターを感じることができるブースデザインで、それを見てまわるだけでも価値があると思います。

しかも、オープンスペースの展示ブースはすべてが入場無料です。このようなイベント時期にはホテルの価格がめちゃくちゃ高騰するのがネックですが、IAAやミュージアムを絡めたドイツやヨーロッパ旅行もクルマ好きにはたまらないでしょうね。

普段は車道となっている場所を封鎖して、歩行者天国に各自動車メーカーのブースが建っていますので、ゆっくりと歩いて廻れるので助かります。ここ数年何度かドイツで起こったクルマでの無差別テロ対策に、車両が簡単に侵入出来ないように様々な工夫がされている上、デモ対策も兼ねてとんでもない数の警察官が街を巡回警備しているのでとても心強いですよ。

>>>ドイツ在住池ノ内みどりさんのクルマにまつわるコラムはこちら

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  • 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)
  • 池ノ内みどり(IKENOUCHI Midori)
  • ドイツ ミュンヘン市在住 フリーライター&コーディネーター。東京で学生生活を謳歌した後にオーストリアのザルツブルグで再び学生生活を謳歌し、なんとか卒業。三度目の学生生活を謳歌しにミュンヘン大学入学を機にドイツへ。ミュンヘン大学在学中の現地広告代理店でのアルバイトがきっかけで、モータースポーツに魅せられて大学を中退し、モータースポーツ業界へ飛び込む。愛車のBMW M240iカブリオレを駆り、ヨーロッパ各国のサーキットへ取材に向かう。趣味はアルプスの峠越えドライブと蚤の市めぐり。好きなサーキットはニュルブルクリンクとスパ・フランコルシャン。ヨーロッパ生活はもう少しで30年。
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