3つのクラスで走り方いろいろ「TOYO TIRES PROXES Driving Pleasure」
愛車とともにサーキットに触れる、GT-RとフェアレディZ、86&BRZといった日本を代表するスポーツカーだけのオーナー&ファンミーティングとして「オートメッセリアル in 岡山国際サーキット2025」が12月20日に開催されました。そのイベント内イベントとして実施された「TOYO TIRES PROXES Driving Pleasure」は、ふだんは体験できないサーキット走行を満喫できた貴重な時間として参加者、ギャラリーからともに高く評価されていたようです。そのイベントをリポートします。
オシャレなユーロカーとチューンド国産車が混走
TOYO TIRES PROXES Driving Pleasureは、現役プロドライバーと過去にプロドライバーとして走行していないジェントルマンドライバーによるによるタイムアタック走行、および資格指定なしの欧州車+日本車によるフリーランという3つのクラスで構成して行なわれた。
現役プロドライバーおよびジェントルマンドライバーのクラスのマシンのほとんどは、1991年にデビューし、ニュルブルクリンクで鍛え上げられたスポーツタイヤ、プロクセスのポテンシャルを体感しつつアタックした。サーキットを楽しむという目的で開催された非日常イベントは、参加者はもちろん、そのマシンを製作したチューナーや参加者の家族、友人らが出走前にはピットに集い、走行中にはコース脇から大きな声援が巻き起こっていた。
なかでも好評だったのが、カテゴリー3と銘打たれた欧州車+日本車スポーツタイプによるフリーラン走行会。最初の1周は先導車に率いられての完熟走行。この1周に関しては同乗が許されていたため、ドライバーの家族や友人もサーキットを体験できる貴重な機会に。その後、30分をかけて自由にコースを走行。それぞれが思い思いのスタイルで岡山国際サーキットの走り味を堪能していた。

フリーランとはいえ、参加していたのはトライアルやピットロードMなど、チューニング界で名を馳せる実力派チューナーのユーザーマシンが大多数。そのようなGT-Rなどがその多くを占めるなかで異彩を放っていたのが、大阪の池田市に拠点を構えるBMWカスタムショップ、アルツモトーレンバウが製作した個性豊かなインポートカーたちだ。隊列の後方を陣取った同店のBMWやMINIたちは合計9台と走行会のなかでも一大勢力な雰囲気で、レーシング仕様というよりはオシャレなストリートスタイルがその中心。そんな彼らが列をなし、軽快にサーキットを駆け抜けていく姿にカメラを向けるギャラリーたちが後をたたなかった。
サーキットの楽しさをさまざまなカタチでメニュー化
そんなアルツ製BMWたちの先頭に立っていたのが、自身も愛車のMINIでフリーランに参加していたアルツモトーレンバウの宮本店長。「サーキットを自由に走れるチャンスなんてそうそうない。なので今回は、いい大人たちの運動会な気分で(笑)。もうホントに遠足ですよ。楽しく、安全に。追い越しなんかもしなくていい。ただただ楽しむだけを目的にみんなで参加してみました」と語ってくれた。
オートメッセリアル in 岡山国際サーキット2025は、日本を代表するスポーツカーたちのために開催されたイベントで、雑誌主体の撮影会やパレードランなども開催された。もちろんギャラリーとしての参加は自由だが、本来そこに欧州車が展示されることは滅多にないケース。そんな欧州車たちが自由に参加でき、しかもサーキットをフリーに楽しめるというこれまでにない貴重な機会は、TOYO TIRES PROXES Driving Pleasureだからこそ実現できた。愛車でサーキットに触れるというアメージングな体験ができたこのTOYO TIRES PROXES Driving Pleasureは、日本車、欧州車の垣根を超えて、モータースポーツへの興味をさらに広く、さらに大きく盛り上げるイベントとなったことは間違いない。
ちなみに圧巻のスピードで観客を感嘆、熱狂させたプロクラスのタイムアタックでは、フェニックスパワーのR35 GT-R(ドライバー:堤 優威選手)が堂々の1位に。参加8台中の7台がGT-Rでハイレベルな争いを繰り広げたが、うち1台だけフェアレディZとなったフェニックスパワーのRZ34も健闘。さすがにタイムではGT-Rに水をあけられたが、会場に集ったフェアレディZオーナーたちからは惜しみない拍手が贈られていた。




















































