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「スカイライン」「シルビア」「シビック」の不人気モデルが再評価。今こそ乗ってみたい懐かしの国産スポーツカー覚えてますか?

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 日産自動車/AMW編集部

ガラッとキャラ変してしまったEP3シビック・タイプR

ホンダ「シビック・タイプR」では2代目のEP3。シビックで初のタイプRとして鮮烈なデビューを飾ったEK9が、5ナンバーのボディに1600ccという伝統を受け継いだのに対し、EP3はイギリス生産の輸入車という扱いなうえ、5ナンバーのままとはいえ100kg近く増量された。

EP3シビックタイプR

エンジンも排気量が2000ccで従来のシビックとはキャラクターが大きく転換し、長い歴史を誇るワンメイクレースもシビックからDC5「インテグラ・タイプR」に変更。そのため往年のファンには不評で、販売台数も歴代シビック・タイプRで最少に終わったが、色眼鏡を外して見ればインパクトこそ薄いものの性能はタイプRの名に恥じない。

215ps/20.6kgmのエンジンはDC5に次ぐスペックであり、海外のレースやラリーでは大いに活躍しており現在も根強い人気だ。なおタイプRとしてはタマ数がもっとも少ないのに反して、中古車の相場は100万円~と歴代タイプRに比べて極端に安い。

* * *

ノーマルのまま大切に乗るにせよチューニングのベースにするにせよ、コストパフォーマンスに優れたスポーツカーであることは確実だろう。ココで紹介したS14シルビアにR33スカイライン、FFレビン&トレノにEP3シビック・タイプRは、先代モデルが偉大すぎるせいで陰に隠れがちである。だが、いずれも見劣りしないポテンシャルと魅力を持っているのだ。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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