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28年33万キロ! スバル「インプレッサWRX」の「0カー」はミルキーウェイをずっと支えてきた陰の功労車でした

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TEXT: 奥村純一(OKUMURA Junichi)  PHOTO: 奥村純一(OKUMURA Junichi)

毎日の通勤とラリーの準備・運営で走行距離は33万キロ超え

「最初はクルマつながりの知人から会場設営の手伝いを頼まれたのがきっかけでしたが、また別の知人との再会があり、シローさんと話す機会も増えたこともあって、ミルキーウェイがミーティングからラリーに変わる頃から関わりが深くなり、ちょうどインプレッサを購入したこともあり、2回目から“0カー”として先行車となりました」

それから27年間、毎日の通勤や、年1回とはいえ2日間で約500kmを走るラリーのコース設定や下見。飽きさせないために地元松山だけでなく四国4県を跨ぐと、その走行距離も増していく。現在インプレッサのオドメーターは33万4000kmを表示している。

「30万kmを走っていると、やはりトラブルが無くはありません。ミルキーウェイ当日の朝に1気筒死んでしまったのですが、競技に使うボードの設置もあり約250kmを3気筒で走ったこともありました。ミルキーウェイにも毎年参加している岡市さんの工場カースタッフOKAICHIで面倒を見てもらっているのですが、車載のまま片側のヘッドを外してもらうなど、離れ業をやってもらったこともあります」

まだまだインプレッサとともにミルキーウェイを盛り上げていく

1995年式のインプレッサもそろそろ30年近くなり、ヒストリックカーまであと一歩という歳月が経過したクルマだ。

「部品の入手も難しくなってきていますが、頼りになるメンテナンス工場もあり、できるだけ長く乗って一緒にミルキーウェイを楽しみたいですね」

「コマ図が手書きからパソコンで作るようになった頃から本格的に競技のことも考えるようになりました。これからも簡単に優勝させない競技にしたいですね(笑)。そうした意地悪もありますが、パーティでは参加者さんを詳しく紹介したり、ミルキーウェイは人と人との関係を大事にしているのが魅力です。パーティ会場には、これまでに関わった故人を追悼するコーナーがあるのですが、他にそうしたイベントは知りません。スタッフのひとりとして関係しているのは本当に嬉しいです」

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