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BMW新型「5シリーズ ツーリング」に日本初導入の電気自動車が加わった! ディーゼルは890万円、BEVは1040万円から

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TEXT: iconic  PHOTO: BMW

  • Mパフォーマンスモデルのi5 M60 xDrive ツーリング。モーター出力やリチウムイオンバッテリー容量はセダンのM60 xDriveと同様となる
  • リアガラスをより立体的な造形とすることで、Dピラーから続くスタリッシュ感を強めている
  • ウインカーとしても機能するデイライトをほぼ垂直に配置。キドニー・グリルにはBMWアイコニック・グローが備わる
  • BMW5シリーズ。キドニー・グリルのサイズを拡大。BEVモデルはブラックパネルで仕立てられている
  • 523d xDrive ツーリングはExclusiveとスポーティなMスポーツをラインアップする
  • ツーリング専用デザインのリアコンビライトを低い位置に配置することでワイド感とスポーティ感を強めている
  • 充電口は車体右側後方に配置されている
  • 環境に配慮したビーガン・インテリア素材を一部グレードに標準装備
  • 従来型同様、後席シートには40:20:40の分割可倒式を採用
  • ラゲッジルームは通常で高さ415mm、奥行き1080mm、最低横幅1147mmとなる
  • ボディサイズは全長5060mm×全幅1900mm×全高1515mm(M60 xDriveは1505mm)
  • ディーゼルエンジンの523d xDrive ツーリングも48Vマイルドハイブリッドにより電動化が図られている
  • カーブド・ディスプレイを配置。走行モードなどで色が変化するインタラクション・バーが、インパネ中央からドア・トリムまで配される
  • M60 xDriveはハイグロスブラックのパーツなどでスポーティな仕立てに

ステーションワゴンのBEVは日本初

2023年のセダンに続き、BMWの基幹モデルとなるミドルクラスのステーションワゴン「5シリーズ ツーリング」の新型が日本でも発表されました。伝統のデザインを継承しつつもコンセプトを一新したという新型は、日本で初となるステーションワゴンタイプのBEV(電気自動車)をラインアップしています。

BEVはベーシックな後輪駆動と高性能な4WDを用意

BMWは2024年2月、ミドルクラスのステーションワゴン「5シリーズ ツーリング」の新型を日本でも発表した。2023年7月に発表されたセダンに続いて登場、セダンと同様に伝統のデザインを継承しつつもコンセプトを一新したという。その最大のポイントは、日本で初となるステーションワゴンタイプのBEV(電気自動車)のラインアップだ。ベーシックなi5 eDrive40 ツーリング に加え、MパフォーマンスモデルのM60 xDriveが登場している。日本でのラインアップは48Vマイルドハイブリッドシステムを備えたディーゼルエンジンの523d xDrive ツーリング(890万〜960万円/消費税、以下同)、BEVのi5 eDrive40 ツーリング (1040万円)とi5 M60 xDrive ツーリング(1600万円)となる。

エクステリアはスポーティさに加え、エレガントさと格式を備えた存在感を演出。やや前方に突き出たシャークノーズやロングボンネット、現代的解釈によるツイン・ヘッドライトと垂直方向を拡大させたキドニー・グリルなどが取り入れられている。また、キドニー・グリルには、その造形をライトアップするBMWアイコニック・グローが採用された。

インテリアは新世代BMW同様の、ディスプレイに機能を集約することでボタン類を大幅に減らした、シンプルで洗練されたスタイルを採用。また、上質なレザー同様の柔らかさや耐久性を備えたビーガン・インテリア素材を一部グレードに標準装備とするなど、環境にも配慮している点もポイントだ。ラゲッジルームは通常(5名乗車時)で570Lの容量を確保、後席を倒せば最大1700Lまで拡大する。小物を収納できる床下収納や、前席乗員の安全を確保するラゲージ・パーティション・ネットなども備える。

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