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6年目にしてPHEVへ! ランボルギーニ「ウルスSE」は「ペルフォルマンテ」と「S」のいいとこ取り!?「北京国際モーターショー」でワールドプレミア

6年目にしてPHEVへ! ランボルギーニ「ウルスSE」は「ペルフォルマンテ」と「S」のいいとこ取り!?「北京国際モーターショー」でワールドプレミア

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TEXT: 武田公実(TAKEDA Hiromi)  PHOTO: Automobili Lamborghini S.p.A.

  • 新しいデザインと最適化したエアロダイナミクスで生まれ変わったランボルギーニ「ウルスSE」
  • 新しいデザインと最適化したエアロダイナミクスで生まれ変わったランボルギーニ「ウルスSE」
  • 新しいデザインと最適化したエアロダイナミクスで生まれ変わったランボルギーニ「ウルスSE」
  • マトリクスLEDテクノロジーによって特徴的な表情を得たヘッドライトクラスターに、ブランドのアイコンである闘牛の尾からインスピレーションを得たという、まったく新しいライトシグネチャーを採用
  • テールランプのクラスターに「Y」字型ライトと新しいリヤディフューザーを繋げて、よりスポーティなプロポーションとなった
  • 現代ランボルギーニを象徴するインテリアデザインDNA「Feel Like a Pilot」が際立つようにリニューアル
  • ダッシュボード中央に配された12.3インチの大型スクリーン
  • 6時の位置にトリコローレがあしらわれたステアリングホイール
  • モーターのみで走行するEVモードが備わる。電気100%の全輪駆動で60km以上の航続距離を誇る
  • センターコンソール部のすチッチ類のデザインも一新された
  • ランボルギーニ初となるプラグインハイブリッド・スーパーSUVとなる「ウルスSE」
  • 新しいデザインと最適化したエアロダイナミクスで生まれ変わったランボルギーニ「ウルスSE」
  • 新しいディフューザーと低く配置されたラインセンスプレートの位置が大きな変更点
  • フロント部分の新デザインでは、空力特性を備えた底部を最適化し、ブレーキシステム専用のエアフロー制御の改善により、空気冷却性能が従来比30%向上
  • 流れるようなエンジン・ボンネットはレヴエルトから得たインスピレーションで非常にスッキリとした力強いフロントデザインとなった
  • 流れるようなエンジン・ボンネットはレヴエルトから得たインスピレーションで非常にスッキリとした力強いフロントデザインとなった
  • リアメッシュはガヤルドなどのランボルギーニのスーパースポーツカーから着想を得ている
  • 現代ランボルギーニを象徴するインテリアデザインDNA「Feel Like a Pilot」が際立つようにリニューアル
  • 2024年4月25日、北京国際モーターショーでの一般公開に先立ち、フォルクスワーゲン グループ・メディアナイトで発表された「ウルスSE」
  • 2024年4月25日、北京国際モーターショーでの一般公開に先立ち、フォルクスワーゲン グループ・メディアナイトで発表された「ウルスSE」
  • 2024年4月25日、北京国際モーターショーでの一般公開に先立ち、フォルクスワーゲン グループ・メディアナイトで発表された「ウルスSE」
  • 2024年4月25日、北京国際モーターショーでの一般公開に先立ち、フォルクスワーゲン グループ・メディアナイトで発表された「ウルスSE」
  • 2024年4月25日、北京国際モーターショーでの一般公開に先立ち、フォルクスワーゲン グループ・メディアナイトで発表された「ウルスSE」
  • 2024年4月25日、北京国際モーターショーでの一般公開に先立ち、フォルクスワーゲン グループ・メディアナイトで発表された「ウルスSE」
  • 新しいデザイン、最適化したエアロダイナミクス、比類ない車載テクノロジー、800psのハイブリッドパワートレインを搭載したPHEVモデル「ウルスSE」
  • 新しいデザイン、最適化したエアロダイナミクス、比類ない車載テクノロジー、800psのハイブリッドパワートレインを搭載したPHEVモデル「ウルスSE」
  • 新しいデザイン、最適化したエアロダイナミクス、比類ない車載テクノロジー、800psのハイブリッドパワートレインを搭載したPHEVモデル「ウルスSE」
  • 新しいデザイン、最適化したエアロダイナミクス、比類ない車載テクノロジー、800psのハイブリッドパワートレインを搭載したPHEVモデル「ウルスSE」
  • 新しいデザイン、最適化したエアロダイナミクス、比類ない車載テクノロジー、800psのハイブリッドパワートレインを搭載したPHEVモデル「ウルスSE」
  • 新しいデザイン、最適化したエアロダイナミクス、比類ない車載テクノロジー、800psのハイブリッドパワートレインを搭載したPHEVモデル「ウルスSE」
  • 現代ランボルギーニを象徴するインテリアデザインDNA「Feel Like a Pilot」が際立つようにリニューアル
  • カラーレンジは拡大し、現在では100種類のボディワークから選択可能となった
  • カラーレンジは拡大し、現在では100種類のボディワークから選択可能となった
  • 現代ランボルギーニを象徴するインテリアデザインDNA「Feel Like a Pilot」が際立つようにリニューアル

ウルスが初のリニューアル、BEVになる日は近い!?

登場から6年、ランボルギーニ「ウルス」に初となるリニューアルが施されました。現在ランボルギーニの好調なセールスを支えている立役者であるウルスは、PHEVへとチェンジ、今後はBEVへと切り替わるのか否か、気になる点を開発責任者に単独インタビューしました。

開発責任者にリモートインタビュー

2024年4月24日開幕の北京国際モーターショーにて、かねてから登場が噂されていたランボルギーニ・ウルスのプラグインハイブリッド(PHEV)版として「ウルスSE」がワールドプレミアに供された。「SUVスーパーカー」というジャンルのパイオニア的存在にして、年産1万台超えを果たしたランボルギーニにとっては最強の原動力となっているウルスが、これまでで最も大規模なブラッシュアップが施されることになった。

実は今回のワールドプレミアに先立って、我々AMWにはアウトモビリ・ランボルギーニ社のCTO(Chief Technical Officer:技術担当役員)で、ウルスSEの開発責任者でもあるルーヴェン・モール(Rouven Mohr)氏とのリモートインタビューの機会が、特別に設けられることになった。

──ウルスからはいずれICEモデルがなくなるのでしょうか?

モール氏:まず前提として、今回のウルスSEは従来型のウルスSおよびペルフォマンテの代替えとなるモデルであることをお話しする必要があるでしょう。ウルスSEは従来の2モデル両方の資質を兼ね備えたような後継車で、Sとペルフォマンテは受注分の生産を終えた段階で終了。つまり純ICE搭載のウルスは、少なくとも一旦はフェードアウトということです。再び登場させる可能性も検討していないわけではないのですが、数年中に・・・・・・、という短いタームの話ではありません。

──プラグイン式を含むハイブリッドはあくまでステップで、ウルスはBEVになるのでしょうか? もしそうだとしたら2028年発売予定の「ランザドール」とはどのように棲み分けするのでしょうか?

モール氏:ウルスのPHEVは、今のところの“つなぎ”などではなく、現在のマーケットにおける最適の答えと考えています。BEVが正しいとか正しくないとかの議論はさておき、CO2削減と走りの楽しみを両立するためには、現状ではV8のトルクとサウンドも楽しめるPHEVが、もっとも好適なソリューションと思います。もちろん2020年代も末になれば、法律による選択を強いられる可能性もありますが……。

あと、もしもウルスがBEVになった際のランザドールとの棲み分けについてですが、ランザドールはニッチ市場向けの+アルファ的なクーペ。ファミリーユーズもこなせる万能型のウルスとはキャラクターがまったく異なると思います。

──最後に、どんなエンジンを搭載しているのですか?

モール氏:これまでのウルスと基本的には変わらないV型8気筒のツインターボをベースに、新たにPHEVシステムを組み合わせました。もちろん、フォルクスワーゲン/アウディ・グループ内でのシナジーを最大限活用してはいますが、実を言うとファーストモデル以来のウルスの開発でも、今回がもっとも自由な裁量権を与えられ、かなり思い通りにやらせてもらいました。その結果、とてもランボルギーニらしいPHEVになったと自負していますよ。

大ヒット作であるウルスを大胆に変身させつつも、よりランボルギーニらしいPHEVになったというウルスSE。その実態に、一日も早く触れてみたいところであるが、その前に、ウルスSEについて解説しよう。

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