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懐かしの顔面移植「ワンビア」なのに「180SX」ではなくZ31型「フェアレディZ」に見えるのはなぜ? 秘密はレースカーを彷彿させるカラーリングにありました

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

SR20DETエンジンに換装しターボ化

ワンビアのチューニングの内容については、エクステリアは180SX中期フロントバンパーに前期用リップの組み合わせ。サイドステップは180SX用で、マッドガードはシルビア純正品を使っている。また、フェンダーはセミワークスオーバーフェンダーをビス留めし、リアは社外スポイラーを装着している。

また、エンジンについては元々のベースがCA18DEを搭載したS13シルビア Q’s オートマだったため、MT載せ替え時にSR20DETに換装しターボ化。タービンもHKS製GT-RSタービンに交換し、燃料ポンプ、インジェクター、インタークーラー、ワンオフマフラー等をセットし、トルクフルでバランスの取れた出力特性をオリジナルコンピュータで引き出す。ちなみに長野代表のポリシーは、クルマに乗せられるのではなく、きっちり操り乗りこなせるマシン作りということであった。

トリッキーな作り込みがウケていた

サスペンションについてはテイン製スーパードリフト車高調にD-MAXテンションロッド、強化タイロッド、オリジナルショートナックル、延長ロアアーム、強化リアメンバー等で動きと剛性を良くするチューニングを施す。加えてニスモ機械式デフにファイナルを4.3にすることで、小気味よくシフトアップできるギア比設定も施していた。

イベント当日、このクルマのカラーリングに導かれて多くの外国人が注目し、しばらく眺めてじっくり何ベースかを確認する光景が数多く見られた。その中には、思わず「フェアレディZ?」の声も聞こえて、そのトリッキーな作り込みがウケていた。

今後の予定は、ボブ・シャープ・レーシングカラーはそのままに、よりレーシーで過激な走りが出来るようにタービン容量アップによってパワーを引き出す予定ということだった。この姿でタイヤスモークを吐き出しながら走る姿はさぞ格好良いことだろう。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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