SR20DETエンジンに換装しターボ化
ワンビアのチューニングの内容については、エクステリアは180SX中期フロントバンパーに前期用リップの組み合わせ。サイドステップは180SX用で、マッドガードはシルビア純正品を使っている。また、フェンダーはセミワークスオーバーフェンダーをビス留めし、リアは社外スポイラーを装着している。
また、エンジンについては元々のベースがCA18DEを搭載したS13シルビア Q’s オートマだったため、MT載せ替え時にSR20DETに換装しターボ化。タービンもHKS製GT-RSタービンに交換し、燃料ポンプ、インジェクター、インタークーラー、ワンオフマフラー等をセットし、トルクフルでバランスの取れた出力特性をオリジナルコンピュータで引き出す。ちなみに長野代表のポリシーは、クルマに乗せられるのではなく、きっちり操り乗りこなせるマシン作りということであった。
トリッキーな作り込みがウケていた
サスペンションについてはテイン製スーパードリフト車高調にD-MAXテンションロッド、強化タイロッド、オリジナルショートナックル、延長ロアアーム、強化リアメンバー等で動きと剛性を良くするチューニングを施す。加えてニスモ機械式デフにファイナルを4.3にすることで、小気味よくシフトアップできるギア比設定も施していた。
イベント当日、このクルマのカラーリングに導かれて多くの外国人が注目し、しばらく眺めてじっくり何ベースかを確認する光景が数多く見られた。その中には、思わず「フェアレディZ?」の声も聞こえて、そのトリッキーな作り込みがウケていた。
今後の予定は、ボブ・シャープ・レーシングカラーはそのままに、よりレーシーで過激な走りが出来るようにタービン容量アップによってパワーを引き出す予定ということだった。この姿でタイヤスモークを吐き出しながら走る姿はさぞ格好良いことだろう。












































