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老舗ブレーキ屋が仕上げたトヨタ「パブリカ 800 スーパー」!「エンドレス」の旧車レストアレベルがガチすぎました

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)

  • トヨタ パプリカ 800 スーパー:エンジンルームの中が見えるようにボンネットを開けたまま展示されていた
  • トヨタ パプリカ 800 スーパー:いかにもエンドレスアドバンスがレストアした旧車らしい精悍な佇まい
  • トヨタ パプリカ 800 スーパー:ヨタハチの部品取り車として使われることが多く、現存する個体が少ない
  • トヨタ パプリカ 800 スーパー:エンドレスアドバンス所有車両の定石でインテリアは全張り替え
  • トヨタ パプリカ 800 スーパー:トヨタ スポーツ800と同じ2基のキャブレターを装備している
  • トヨタ パプリカ 800 スーパー:足もとには横浜ゴムのタイヤを装備
  • トヨタ パプリカ 800 スーパー:ライバル車に対抗するためラインナップされたグレードだ
  • 日産 サニークーペ1200 GX-5:2代目サニー(B110型)は1200ccシリーズがモータースポーツでも活躍
  • 日産 サニークーペ1200 GX-5:2ドアクーペの1200 GX-5は1972年8月に追加設定された高性能グレード
  • 日産 サニークーペ1200 GX-5:エクステリアの各部が美しくレストアされている
  • 日産 サニークーペ1200 GX-5:サスペンションは前後ともエンドレス・フルオーダー・ファンクション
  • 日産 サニークーペ1200 GX-5:インテリアは全張り替えされており、新車のようなコンディション
  • 日産 サニークーペ1200 GX-5:往時のレースシーンでは130psまでチューンナップされたA12型エンジンを搭載
  • 日産 サニークーペ1200 GX-5:FUJITSUBOの排気システムを装備
  • 日産 サニークーペ1200 GX-5:フロントブレーキはディスクがエンドレス・スーパーマイクロ6ライト φ245×12
  • 第16回ノスタルジック2デイズ2025の会場で展開されたエンドレスアドバンス・ブース
  • トヨタ パプリカ 800 スーパー:高性能グレードとして君臨したモデル
  • トヨタ パプリカ 800 スーパー

「クルマは動くからこそ価値がある」をコンセプトに名車を蘇らせる

ブレーキシステムのトップブランドであり、国内有数のチューニングパーツメーカーでもあるエンドレスアドバンス。同社では、創業者の故・花里 功会長が長年温めてきた夢の施設である「ENDLESS 130 COLLECTION」を長野県南佐久郡に開設しています。こだわりのコーヒー豆を数種類用意したカフェスペースも設け、「クルマは動くからこそ価値がある」をコンセプトにレストアした車両やレーシングカーを多数展示しています。

初お披露目のトヨタ「パブリカ800スーパー」

さまざまなイベントのエンドレスアドバンス・ブースで披露される旧車は、どれもみな創業者の意向で妥協することなく仕上げられている。プロならではの作業で仕上げられたクルマたちは非常にキレイだ。自動車趣味人が愛車をレストアする際の参考および目標にするケースが多い。

ノスタルジック2デイズでは、トヨタ「パブリカ800スーパー」と日産「サニークーペ1200 GX-5」の2台が同社ブースを彩った。パブリカは初披露で、サニークーペは2025年のオートサロンでも展示されたクルマであった。

白ボディ、赤内装という組み合わせが印象的なパブリカは、すでに完成していたがなかなか展示する機会がなかった。そこで、ノスタルジック2デイズがデビューの場として選ばれたのだ。

モノブロックキャリパーや減衰力調整式車高調を奢るなど、エンドレスアドバンスの本業である足まわりもちろん、内外装とも見事にリフレッシュされていた。

パブリカと同じように細部に至るまで徹底的にレストアされたサニークーペは、じつは2024年のオートサロン開催時に仕上がっていた。しかし、故・花里 功会長を偲んでレストアされたスズキ フロンテクーペに展示スペースを譲り、2025年になるまで温められていた。

エクステリアの各部が美しくレストアされ、インテリアはエンドレスアドバンス所有車両の定石で全張り替えとなっている。こちらはサスペンションが前後ともエンドレス・フルオーダーのファンクションを装着。ブレーキはフロントがエンドレス・スーパーマイクロ6ライト(キャリパー)に φ245×12ディスク、リアのドラムにはエンドレス・タイプNAシューを装備しているという。

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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