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ウルトラ・ラグジュアリーと超ハイパフォーマンスを融合したアストンマーティン「DB12S」登場!

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TEXT: AMW  PHOTO: AstonMartin

  • アストンマーティンDB12S:75年にわたるDBの系譜を引き継ぐエアロダイナミックフォルム
  • アストンマーティンDB12S:専用固定式カーボンスポイラーブレードはリアの空力性能の高さを主張する
  • アストンマーティンDB12S:ロングボンネットの下にハンドメイドの4LツインターボV8が潜む
  • アストンマーティンDB12S:アイコニックなアストンマーティングリルが自信に満ち溢れた表情を作り上げる
  • アストンマーティンDB12S:カーボンファイバー仕上げのデュアルアスペクトのフロントスプリッター
  • アストンマーティンDB12S:二対の縦列4本出しテールはSのキャラにふさわしいオーバル形状を採用
  • アストンマーティンDB12S:サテンブラックダイヤモンドターンドの21インチEVOLUTIONホイールを履く
  • アストンマーティンDB12S:新しい固定式カーボンリアスポイラーにより、高速域の安定性が向上
  • アストンマーティンDB12S:クロームメッキ真鍮の鍛造で赤のガラスエナメル製Sバッジは左右両フェンダーに配置される
  • アストンマーティンDB12S:特徴的な6ブロックのデイタイムランニングライトデザインのライトシグネチャー
  • アストンマーティンDB12S:フロントスプリッターによる空力性能の向上によるダイナミックな走行性能が魅力
  • アストンマーティンDB12S:カーボンルーバーのボンネットベントを中央に取り付ける
  • アストンマーティンDB12S:誇らしいSのトレッドプレート
  • アストンマーティンDB12S:精緻さとパフォーマンスがシームレスに融合したインテリア
  • アストンマーティンDB12S:優れたヒップ・トゥ・ヒール比率でドライバーの足首と足を完璧に配置し、最小限の動きを実現
  • アストンマーティンDB12S:キャビン中央に独自のインフォテインメントシステムを設置
  • アストンマーティンDB12S:ダイナミックなサポートとフィット感を組み合わせたスポーツプラスシート
  • アストンマーティンDB12S:スポーツプラスシートは3Dの彫刻的なヘッドレストとSの刺繍を編む
  • アストンマーティンDB12S:マルチスクリーンインターフェイスはピュアブラックで高解像度の10.25インチデュアルディスプレイ
  • アストンマーティンDB12S:赤いアルマイト仕上げのアルミ製ドライブモードロータリーはオプション
  • アストンマーティンDB12S:15個のスピーカーを搭載。圧倒的な音場空間もDB12Sの矜持だ
  • アストンマーティンDB12S:固定リアスポイラーのパワーとクワッドエキゾーストシステムのリアビュー
  • アストンマーティンDB12S:フロントにV8エンジン搭載の非ハイブリッドモデル

ハイパフォーマンスSシリーズの最新作は新次元スーパーツアラー

アストンマーティンは、伝統のDBシリーズの新たな頂点となる「DB12 S」を発表しました。DBX SやヴァンテージSに続くハイパフォーマンスSシリーズの最新作で、ブランドの象徴的な「スーパーツアラー」の概念を新次元へと昇華させるモデルです。

度肝を抜かれる圧倒的なまでのランニングパフォーマンス

DB12 Sの心臓部には、従来の4L V8ツインターボエンジンをさらに強化したユニットを搭載。最高出力700ps6000rpm、最大トルク800Nmを発生し、0-100km/h加速はわずか3.4秒、最高速度は約325km/hに達する。従来のDB12よりも20ps向上した出力に加え、ギアシフトの時間は50%以上短縮される。また、ローンチコントロールの最適化や新しいドライブ・バイ・ワイヤ式スロットルマップによって、レスポンス性能と一体感が大きく進化した。

シャシーでは、ビルシュタインDTXダンパーの改良と、剛性を高めたリアアンチロールバー、最適化されたジオメトリー設定(キャンバー、トー、キャスター)を組み合わせ、俊敏性と安定性を両立。ステアリングおよび電子制御ディファレンシャル(E-デフ)のチューニングによって、コーナー進入から脱出まで一貫して自然で正確な挙動を実現する。

制動系にも大幅な進化が見られる。フロント410mm、リア360mmのカーボンセラミックブレーキ(CCB)を標準装備。従来のスチール製システムと比べ27kgの軽量化を果たし、ペダルフィールと耐フェード性能を高めると同時に、ステアリング応答性と乗り心地を向上させた。さらに、次世代のコーナーブレーキコントロール(CBC)システムと統合制御により、あらゆるコーナリングで高い安定性と緻密なライン取りが可能となった。

正統派グランドツアラーらしい佇まいの内外装にハイパーな味付け

エクステリアデザインも一新され、より低く、幅広い印象を与える新フロントスプリッターや、熱排出を助けるボンネットルーバーを新たに採用。グロスブラックまたはカーボンファイバー仕上げを選ぶことができる。また、側面にはグロスブラックのシルを追加し、フェンダー下部にレッドのガラスエナメルを施した鍛造Sバッジを配置。リアは固定式スポイラーと新リアディフューザーを組み合わせ、ダウンフォースを確保しつつ迫力あるクアッドエキゾーストを収めた。ステンレス製スポーツエキゾーストに加え、オプションのチタニウム製システムでは11.7kg軽量化し、音量を1.5dB高めている。

インテリアは、S専用の素材とカラーコーディネーションで仕立てられている。モノトーン、デュオトーン、トライトーンから選べる内装は、フルセミアニリンレザーまたはSレザーとアルカンターラの組み合わせが可能となる。特徴的な赤のアノダイズド仕上げのドライブモード用ロータリーダイヤルが、Sシリーズであることを象徴する。そしてヘッドレストには、業界初のエンボス&デボス加工による立体的なアストンマーティン・ウィングが施され、クラフトマンシップが際立つ。

AMWノミカタ】

アストンマーティンはこのDB12 Sの発表に際し、「スーパーツアラー」の概念を新次元に昇華させたモデルであると説明する。スーパーツアラーとは同社が長年培ってきたグランドツアラー(GT)の伝統を現代的に進化させた新しいコンセプトだ。従来のGTカーが「高速道路を優雅に走る長距離巡航車」であるのに対し、スーパーツアラーは、ラグジュアリーとパフォーマンスを究極のレベルで両立させた「ドライバーズGT」を意味する。

Sモデルの進化はとくにクルマの挙動、ステアリングの応答性、スロットルレスポンス、ブレーキフィールにフォーカスしており、ドライバーの感性に直結する運動性能を重視していることがわかる。そしてアルカンターラやセミアニリンレザーのインテリアやアノダイズド仕上げのドライブモード用ロータリーダイヤルなど、ドライバーが直接触れる部分にもラグジュアリーカーらしい気遣いがされている。

700psにパワーアップされたエンジン、よりスポーティになった美しいスタイリング、そして1953年から受け継がれる「S」モデルの伝統など、今回のDB12 Sはブランドの掲げる「Power, Beauty and Soul(力、美、魂)」の哲学をもっとも色濃く体現するモデルなのだ。

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