クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CUSTOM
  • ドリフト好きが結婚を機にトヨタ「ハイラックス」を乗り継ぐことに!「パイプバンパーと塗装はDIYで仕上げました」
CUSTOM
share:

ドリフト好きが結婚を機にトヨタ「ハイラックス」を乗り継ぐことに!「パイプバンパーと塗装はDIYで仕上げました」

投稿日:

TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸(ガスグラフィックス)

20インチホイールのギラギラ系から、再びオフロードスタイルへ

Jラグとは今から10年以上も前に流行した、カスタムジャンルのひとつだ。簡単に説明すると、ラグ=ラグジュアリーを目指し、日本車をベースにギラギラ系大径ホイールやときには派手なグラフィックペイントを用いて仕上げるスタイル。アメリカで販売されている高級セダンやスポーツカーをベースにすることが多かったが、ハイラックスサーフは4駆系Jラグベース車として、一部のファンに人気だったのだ。小野さんは、愛車のN130系に20インチホイールを履かせて、ファミリーカーとしてJラグを楽しんでいたわけだ。

しかも、小野家第3世代のファミリーカー、今の愛車のN215系に乗り換えた際も、当初はJラグを踏襲していたとのこと。しかし、Jラグ仲間が少しずつ減り、次のドレスアップを模索しているときに、インスタグラムなどでハワイのオフロードスタイルを発見。「次はこれだ!」というインスピレーションの元、再びオフロード系へのドレスアップへと突き進んだのだ。

「Jラグを辞めるときに最初に手に入れたのは、溶接機と切断機でした。パーツを全て購入したらお金がかかりそうなので、できるだけ自分で作ろうと。でもベンダーマシン(パイプを曲げる機械)は持っていないので、外装のバンパーは細かく切り刻み溶接。図面なんて作らず、現物合わせで切って繋げてを繰り返して形を作りました。パイプの穴はフタを被せ、また溶接。どうしても上手く仕上がらなかったところは、溶接部にパテ盛りして、溶接跡の雑さをごまかしています(笑)」

なお、外装類も自家塗装とのこと。フェンダーの裏側に使われるザラつきが特徴のアンダーコートをボディの下地に使い、クルマの塗料メーカーで有名なタカラ塗料のフレンチグレーで塗装。ドアのステンシルも自作で挑戦した。

「試し書きのつもりで、拭けば消えるだろうと思ってホワイトボード用のマーカーを使ったら、予想に反して消えなかったんです。もうどうしようもないので、このままでいいやと(笑)」

こうして苦労を重ねながらも、完成した今のこのスタイル。小野家のファミリーカーとして、もうひとつの趣味であるアウトドアと共に、大活躍しているのだ。

12
すべて表示

 

 

 

 

 

ranking

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

ranking

AMW SPECIAL CONTENTS