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【初めてのスポーツカー7選】「フェアレディZ」「ロードスター」「インテグラタイプR」など、2000年代の中古車が価格も安くてレストアも不要です

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: AMW編集部

軽自動車で選ぶなら

ダイハツ「コペン」(L880K)

維持費をトコトン抑えたいなら軽自動車で、L880K型ダイハツ「コペン」(2002~2012年)はどうだろうか。4気筒であるJB-DETのなめらかなフィーリングは現行のLA400型では味わうことができず、チューニングのメニューやパーツもよりどりみどりで現在もサーキットでは現役バリバリだ。50~60万円の中古車も数多く出まわっているが、走行距離が極端に多くない個体は80~100万円がボリュームゾーン。

FFで選ぶなら

ホンダ「インテグラタイプR」(DC5)

FFでは性能の割に値上がりが激しくない、DC5型ホンダ「インテグラタイプR」(2001~2007年)を勧めたい。NAの2Lで220psを発揮するK20Aエンジンは言うに及ばない名機であり、当初はセッティングが難しいと評された足まわりも、豊富な社外パーツを駆使すればどうにでもなる。レカロシートやチタン製シフトノブなど、タイプRだけに与えられた専用装備の数々も魅力だ。

低走行車や高年式は300万円くらいと高値になっているが、そこまでこだわらなければ上限200万円で十分に狙える。今後これほど過激なスペックのNAエンジンが登場するとは考えにくく、練習用はもちろん、長くカーライフをともにする相棒としても最適な1台だ。

トヨタ「セリカ」(ZZT231)

DC5と年代が被ったおかげでイマイチ目立たないが、FFならZZT231型のトヨタ「セリカ」(1999~2006年)も決して悪くない。190psの2ZZ-GEエンジンは1.8Lながら190psを絞り出しており、連続可変バルブタイミングリフト機構で低~中速の力不足も感じない。中古車は走行距離が10万km以下に絞っても100万円ほどで、インテグラに比べてパーツこそ少ないがお買い得感は高い。

セリカ

* * *

FRならZ33にRX-8にアルテッツァ、オープンカーならNCロードスターとL880Kコペン、FFならDC5インテグラとZZT231セリカ。いずれも素性のよさと走りの楽しさは遜色なく、今後はいつ中古価格が上がるのか予想できないので、べース車を探している人は早めにゲットしよう。

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  • セリカ
  • アルテッツァ
  • Z33のリア
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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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